泥とは、人生になぞらえれば、一般的に言う悲しいこと・つらいこと・大変なこと。

蓮の花をずいぶん観察してきました。

その結果わかったことは、泥水が濃ければ濃いほど(水か汚ければ汚いほど)、

蓮の花は大輪の花を咲かせるということです。

私たちはいろいろな悲しみ・つらさ・大変なことなどを経ない限り、

美しい花を咲かせることはないらしいのです。

蓮の花とは、まさに人生の中で花を咲かせること。そして、その花の中に実があるのが

「悟り」ということにほかなりません。

つらく悲しい思いがなければ、人間は悟ることがないのだ、ということを、

お釈迦さまは伝えたかったらしいのです。

花を咲かせるためにそういうものが必要であるということがわかれば、

つらいことや悲しいことを体験したときに、それらを不幸なことや悲劇的なことだと決めずに、

「ああ、私は美しい花を咲かせることができる」と思って乗り越えることが

できるのではないでしょうか。


宇宙を解説・百言葉
小林正観
弘園社
いくら気持ちをプラスに保つ工夫をしていても、誰かから言われた、たったひとことで、気分が一気に落ち込むことがあります。

とくに、ナイーブな人や人間関係に苦手意識がある人は、いくら気持ちを整理して大掃除しても、

人と会うたびに新たなマイナスの感情を作ってしまって、結局、マイナス寄りの状態を抜けられないのです。

あなたは、「ひとりで部屋にいるときはハッピーだけれど、誰かと会うと決まって落ち込んだり疲れたりしてしまう」というタイプですか。

もしそうなら、他人の言動の影響を受けやすいのでしょう。

マイナスのエネルギーから心を守る方法を身につけておきたいものです。

基本となるのは、「自分は自分、他人は他人」という考え方です。

優しい人は、「自分は自分、他人は他人」と考えることに罪悪感を抱きやすいのですが、その必要はありません。

その優しさを、もっと自分のために使ってあげてください。

まず、あなたが幸せでなければ、他人にも真に優しくはできないのです・・


気持ちを整理すると「いいこと」がいっぱい起こる!
P108-109
植西聰
王様文庫
すべての出会いに感謝しよう

心が暗ければ出会うものがすべて災いとなり

心が太陽のように明るければ、

出会うものすべてが幸いとなる。

-真言宗の開祖 空海



中国にこんな民話があります。

心が暗い男と、心が明るい男が急ぎの旅に出ました。

旅の途中、道端でお腹をこわして苦しんでいる軍人と出会いました。

心が暗い男は、軍人とかかわるとロクなことはないと考え、小走りでその場から

退こうとしました。一方、心が明るい男は、軍人を親切に介抱しました。

どうなったでしょうか。

心が暗い男は、あわてていたため石につまずいて転び、はずみで崖から転落して大

怪我をしてしまいました。そのため、旅を続けることができなくなってしまったのです。

心が明るい男は、回復した軍人から、お礼として名馬を譲られました。その名馬の

おかげで、目的地に予定よりもずっと早く到着することができたのです。

空海の言葉にある通りです。

心が暗ければ、出会うものがすべて災いとなり、心が明るければ、出会うものすべが

幸いとなるのです。

心を太陽のように明るくしましょう。そのためには、出会う人、出会うものすべてに、

ありがとうと、感謝することです。


出会った縁を大切にしましょう^^v