こどもはどんな方針の幼稚園や保育園に通っても
それなりに生活できる。
環境に適応していくから。
一斉保育の園に通えば、先生の言うことを聞いて動く事ができる子になる。
これを作りましょうと言われてつくる作品は個性があまり主張されない同じようなものができあがる。
給食食べたらお昼寝の時間。
まだ眠くない子も横になり静かにするように言われたらそのようなルーティンができあがる
お昼寝から目覚めてもまだ起きる時間ではないよ。と言われたらそのまま先生が起きていいよ。というまで横になっている聞き分けの良い子になる
そこに子どもの意思は尊重されず、
先生の都合の良いように子どもはコントロールされている
特に0.1歳児は最初に関わる大人からの影響がとても大きく、担任の思う子どもにできあがる。
担任は
まだ何もわかっていない子どもなんだから、
ある程度導き、生活リズムをつくるべき。
給食食べたら静かな環境で寝るというリズムをつくらないで遊ばせると覚醒して興奮してしまい、それをおさえるのに時間がかかってしまう。
大人ファーストで考えたらそうかもしれない。
でも子ども時代を振り返り、お昼寝の時間。
寝たくもないのに決まった時間まで横になっていなくてはいけない時間はこの上ない苦痛だったと
語る人も多い。
我が園でも0.1歳クラスは子どもの入眠時間はそれぞれ。早く眠くなる子は11時半くらいから入眠する。
まだ眠くない子はしばらく遊んでから、その子の様子をみてそろそろ寝ようかと誘う。
最後の子は13時すぎる事もあるが、
一人ひとりに寄り添っている。
まだ眠くない子を眠るまで果てしなくトントンするのもおかしいと気づいた事で、子どもファーストの保育をしていると思っている。
園の方針をわかっていて入職したと思っていた先生が、0.1歳クラスになると子どもファーストでなく、大人ファーストで保育をすすめる姿にびっくりした。
自分の思うように子どもを動かし支配する。
子どもは柔軟だからそれに従う。
特に第一子のお母さんはそんな保育士にアドバイスを求め
そうした方が良い。子どものため。
とお母さんも子どもの意思を押さえこんで言う事を聞かせようとする。
その担任の先生を今年は幼児クラスを受け持ってもらった。
乳児よりも幼児の方がまだ自分の思いを伝えられるし、子どもの意思をきいて、保育して欲しい。
子どもと対等な立場で関わりを持ってほしいという思いもあり、お願いした。
でも来年も幼児クラスならこの保育園を辞めようと思うと言っているとの事。
なぜそうなるのだろう。
自分は正しいと思っていると人の意見は耳に入らないというが、そういう事なのかなぁ。
一番難しいのは人間です。特に大人