日曜討論というテレビ番組をご存知でしょうか。視聴したことない人にもどんな番組だかすぐにわかるストレートなこのタイトル。
今朝も政治家が幾人も出て、政治資金をお題に侃々諤々。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024051229044?cid=jp-GG149Z2M64
私は家事をしながらこれをテレビで流していたのですが、遅く起きた娘(二十歳)が朝ご飯食べながら見ていて一言。
『こういうの見てるとなんかヒヤヒヤしない?』
あはは、そうね、喧嘩始まりそう。
『他の人がしゃべってる時、みんないろんな顔してる。それどういう顔なん?て思う』
ん?あ、なんか言いたげな?
『笑ってたり怒ってたり…口に出すことよりいろいろ顔に出て』と娘。
んー、なるほど。
そういえば娘は小さな頃から【空気を読む】タイプ。そういうのって大人になっても変わらないらしい。
私はこれまでの人生、特に若い頃は空気を読まなくて失敗することが多かったので、そういった意味では娘は失敗が少なそうで安心ではあります。
でもこんな時ちょっと思う。
娘が周りをよく見るのは、一番身近な大人であった私の顔色を伺うことから始まったんじゃないかって。
考え過ぎかもしれないけど。推測があたってるんだとしたら不憫。
子育てにはやっぱり何かを与えるベストな時期ってのがあって、その中でも一番原始的な愛情は、生まれてすぐから手が離れ始めるホンの数年間がその時期なんではないかと。
その頃、私は産後うつを患っていて子供を可愛く思えない期間もあったんです。
子供の人格形成の大事な時期がどの辺なのかはよくわからないけど、あの頃の私が娘に及ぼした影響は良いものだとは到底思えず、今朝みたいな会話したこんな時少し落ち込む。
今、娘が大好きなハヤシライスを作ってます。
野菜嫌いなあの子が文句を言わずに食べる、野菜とキノコをたっぷり入れたハヤシライス。遅い時間に食べるから油分も少なめ。
今夜も仕事の愚痴をたっぷり聞いてあげよう。