お読みいただきありがとうございます。
こゆびです。
過日、漫画家のさいとう・たかをさんが
お亡くなりになりました。
さいとう・たかをと言えば
誰もがご存知、『ゴルゴ13』。
あまりにも有名ですね。
ゴルゴも素晴らしいのですが、
私の一番は『サバイバル』です。
この漫画、知っていますか?
天変地異によって、ひとりぼっちになってしまった主人公、中学生のサトル少年。
たったひとりで生き抜くために様々な困難に立ち向かい乗り越えていく…というお話です。
作品が書かれたのは1976年ー1978年です。
もう45年ほど昔です。
最近また読み返しました。
確かに言い回しとか昔っぽいなと感じる箇所もあったけど、文明がなくなった世界で人間が生きていくということが舞台なので、時代背景はあまり気になりませんでした。
この漫画を最初に読んだのは…いつだったかな?
小学生だったことは間違いないんだけど…。
5つ歳上の兄が友人から借りたものを
兄の部屋で一緒に読んでました。
その内容の衝撃たるや
もともと心配性の私は
今生きてるこの世界も、いつ何が起きるかわからないんだという不安にかられて、何度も何度も兄に
『もし何かあったらどうしよう。食べ物無くても🦎なんか食べられない』
と半泣きでからみました笑
私の不安をなんとかしてよ!と。
私に泣きつかれた兄上、最初は
『こんなこと起きたら、お前なんか真っ先にダメになるタイプだな』なんて笑ってたけど
私があまりにも毎日うるさいので
『こんなこと起きないから大丈夫』
と安心させるほうへ方向転換し、
『万が一そうなったら俺が助けに行くから』
『絶対だよ、絶対ぜったい助けに来てね。』
『おお、行くよ。どうせ、そのくらいしかすることないしな』
そんなやりとりをしてもらううちに
不安はやわらぎました。
だけどね、この10才にもならない時に読んだ『サバイバル』のおかげで、私の中に
いざとなったらどうするか、みたいな
有事に対する心構えがずっとあるんですよ。
大人になった今でも根強く残ってます。
子供に読ませたい漫画です。
が、心配性のお子さんに読ませる時はフォローもお願いします笑