前回は青い珊瑚礁と比較しましたが、“風は~”は裸足の季節の

続きのような歌です。同じ洗顔フォームのCMソングであり

編曲が同じ信田かずおさんです。

 

とにかく可愛い、乙女チックな詞とメロディで私には

70年代少女マンガが思い浮かびます。間奏部分とか特に

尚、大村雅朗さん編曲の青い珊瑚礁は内なるロックを感じます。

 

瞳はダイアモンドの頃、ベストテンで聖子ちゃんが

「はじめての失恋ソングです。」と言うのを聞いて

「え?風は秋色は?風立ちぬは?」と疑問でした。

 

♪La La La…Oh ミルキィ・スマイル
あなたの腕の中で旅をする
Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて
やわらかな その愛で

 

↑まあ、最初から恋愛してるとネタばれしてました。

当時私はなぜ秋の別れの歌だと思ったんだろう?


♪忘れるために 訪れた海辺の街
ちぎれた愛が 指に髪に離れない
泣き虫なのは あなたのせいよ
ふるえる心 愛のせいなの

 

↑この部分が大きいです。“あなた”とのちぎれた愛を

忘れるために海辺を訪れる彼女・・

 



♪冷たい砂 足跡ふり返れば
遠くで ほほえむ
あなたをあなたを 感じてるわ

 

↑微笑むあなたは誰?彼氏?早くね?



♪恋する切符を 手にいれたこの渚で
ひとつのソーダに ストローが二本揺れてた
泣き虫なのは あなたのせいよ
心のあざは 愛のせいなの

 

↑彼氏との思い出の海・昭和レトロなクリームソーダ

感傷に浸る彼女

 


♪冷たい秋 ひとりぼっちの夕暮れ
遠くで ほほえむ
誰かが誰かが 横切るのよ

 

↑さっきの彼氏?横切るとは?

手を振りながらヤッホーてな感じで彼女の

視界に入ってきたのでしょうか

♪Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて
あなたの腕の中で旅をする
Oh ミルキィ・スマイル 受けとめて
やわらかな その愛で

 

結局、ちょっと喧嘩で拗ねた彼女が海へ傷心旅行して

彼氏が迎えにきた(たぶん彼女は待っていた)歌かな

 

 

あと、私は「二人ひとつのシルエット」の詞が

この歌だっけ?と混同してしまう時があります(裸足の季節)

 

二人(抱き合った?)影が長く伸びてる情景が

夕暮れの浜辺で再現されるんですよね

 

どちらかといえば爽やかな春夏イメージな聖子ちゃん

貴重な秋の夕暮れを歌ったシングルでした。