目を覚ませば 暗闇の朝。冷たい空気が頬の回りを行ったり来たりして また 俺に1日のスタートを知らせてくれた。

生き抜くことに夢中になりすぎて夏どころか 晩秋の冷たい空間に眠る現実に気付くのが 今になってしまった。

あれ?

蝉たちは いつ いなくなったんだ?

今は何時なんだ?

脳ミソを 久しぶりに 整理して 今年も 終わりそうな時期だと気付いてギョッとする。

もうすぐ 相撲の九州場所が始まって それがおわると慌ただしい年末。あっというまに ハッピーニューイヤーと相成るわけだ。

今月はあと2乗務を残して ノルマをクリアして 精神的にも肉体的にも 清々しい程に余裕ができて 本日大好きな 早起きにつながった。
本物のリズムは間違いなく近づいている。

いまは 冬が始まりそうで 今日は 寒い朝。

カーテンの外の 空の表情は 如何なものか。

よし

いい リズムだ
食いしばる奥歯と冷や汗には無駄など一切なく 毎日をエンジョイしている。

永遠に糞ガキだと思っていたのだが 客の若者たちは (おじちゃん!)と 口を揃えて云うから 少しばかり 照れ臭い。
俺もそうだったけど 若者は礼儀を 知ってるようで 判っちゃいない。
でも 心の内はよくわかる。未来はきっと大丈夫。おじちゃんは 信じてるぜ。

全てのボーイズ&ガールズたちの為に アカペラでタクシードライバーはshoutします。

ARB

(BOYS and GIRLS!)

キチガイドライバーが一匹 博多の夜を 謳歌してやがるぜ。
20時間ほどの充電を終えて始まった 新しい朝。清みきった冷たい外気が 穏やかに流れている。瞼を開いて 最初に見た景色は窓越しの秋の空だった。台風一過の青は何故だか 懐かしく 小学生の頃の運動会当日の朝のヤツに似ている。

生命を削って 取り組んだ(自分なりの)研修も自身で 卒業をして ようやく 当たり前みたいな 生活リズムに 戻りつつある。やはり 真剣に取り組んだ結果は 間違いの無いものであったと 確信しているし キチガイ染みた 自己修行のお陰で精神的にタフになれたと感じている。

抱いていたイメージに近い結果が残せて良かった。
今日はリラックスして また 世界一の接客に努めよう。もう既に世界一レベルのタクシードライバーだと自負している。
恐らく世界一のタクシードライバーは 沢山居るのだろうと思うが 俺もその中の一員であると信じている。
魂の根底から 真心の接客ができた時 その瞬間に世界一の接客が始まるのだと気付いた。
真剣に取り組んだから 気付けたというのが正しいのかな。

風があまりにも心地よく頬に感じられるから また目を閉じて あと少し眠りたい。