日日是好日という映画を観た
私にはお茶の心得はないが
この世界観は
日本人として
わかる
映画では
ほとんどのシーンがお茶室なので
地味なことこの上ない
だけどちっとも退屈でない
掛け軸一つとっても
それを選んだ迎える側の気持ちと
それを目にした迎えられる側の気持ちが
目に見えないエネルギーとなって
交差し
無言の会話が進む
余計なものがないというのは
気持ちいいものだ
断捨離は世界に通じる行動哲学だ
でも
日本に生まれ
お茶室が何たるかを
知っている
私たちは
DNAレベルで
空間の素晴らしさを
畳の宇宙を
知っている
なんと嬉しいことだろう
優先順位的な問題で
今は習うことができないが
いずれお茶を習ってみたいものだ
左利きの私でもできるんだろうか…