今年の夏に表参道の根津美術館で開催されていた『名物刀剣』展。
その後、全国を巡って12月はしぞーか県の三島市、佐野美術館へ。

根津美の特別講演で講義された渡邉妙子氏は、この佐野美の館長さんで。
お話が本当に面白かったので、いつかは行きたいと思っていた美術館。
行こか行くまいか少し悩んでいたところ、三島駅のお隣・沼津に12/10から深海水族館というのがオープンするということで、Wでお得なぶらり旅にしてしまおうと決心がつきました。

東海道線に飛び乗ってゆっくりとしぞーかへ。
11時に三島について、駅からてくてくと佐野美へ。

最初に驚いたのが、裏口?から入ったからなのか、本館に行く前に庭園を通過しなけりゃいけなかったこと。
気持ちの良い庭園でした。
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ちゃんと紅葉見れたの、今年はここだけだった。

館内自体は撮影禁止なので写真はないんですけどね。
名物たちにまた会えた嬉しさよ。
それも至近距離でゆっくりと。
恍惚の時間をゆったりと過ごすことができました。

1階ロビーで流れてた刀剣のDVDも良かったなぁ。
発売されたら絶対に買う!
とても感じのよい美術館でした。
心残りは。
「骨喰藤四郎」が見れなかったこと。
展示期間、終わってた。
見たかったなぁ~、骨喰藤四郎!!
斬るふりをされただけでも骨が砕けちゃう、おっそろしい刀!!!

いつかまた次の機会に...。
でも、庭園があるところ、なんか佐野美って根津美にちょっと似てるなぁ。
とても好き!

予定より1時間オーバーしたので、急いで沼津へ。
沼津駅からバスに乗って沼津港へ。
ちょっとメモ。
このバス、2種類あって、100円で行けるワイコインバスと190円で行けるバスがありますので、その点はご注意を。
100円で行けたのに、帰りは190円かかって、僕がびっくりしたもので(笑)。

沼津港について、バス停近くの建物で水族館の場所を聞いたら
「並んどるよ」
と言われたので、それなりの覚悟をして水族館へ。
までも、並んではいたものの、20分くらいで入れましたよ。

いよいよオープンしたての『沼津港深海水族館』へ!
いきなりダイオウグソクムシのお出迎え。
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猫くらいの大きさがあります。
結構、好きなの、ダイオウグソクムシ。
他の水族館(新江ノ島水族館?)でも見たけど、これだけワラワラいるのは初めて。
妙にテンションがあがる(笑)

ではダラダラと写真を上げていきます。
アカザエビ。
生息水深200m-400m。
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ハリセンボン。
生息水深5m-40m。
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ギンザメの標本。
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サナダミズヒキガニ。
生息水深50m-300m。
脚が全部そろっての展示は非常に珍しいとのこと。
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ベニカワムキ。
生息水深100m-200m。
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ヒゲキホウボウ。の標本。
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2階はびっくり昆虫コーナー(南国の巨大ヤスデや巨大ゴキブリを自ら懐中電灯で照らして鑑賞)を経て、シーラカンス・コーナー。
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なんだけど、一番印象に残ったのは、1階に戻って...。
こちら。
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こちらの水族館、クラゲも展示されてて。
クラゲ好きな僕としては、いつもならクラゲの写真を絶対掲載するところですが。
今回だけはサクラエビに夢中。

本当にキレイだったなぁ。

満足して水族館を出ると日差しはもう夕方。
とある方に教えていただいた、沼津港の水門へ。
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あ、写真間違えた。
いいやこのままで。
沼津港で見かけた自販機。
側面には「沼津ひもの」の文字。

正面には
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「美味しい干物の見分け方」付き。
参考になりました
あ、おしるこが売り切れてる。
今、気が付いた。

こちらが『びゅうお』と呼ばれる巨大水門の展望室からみた富士山。
ほんのり緋色。
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アップ!
赤富士、アップ!!
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実は次の週も富士山を間近で見るんだけど。
年末は富士山、結構見ていたな、今年は。

日没とともにしぞーかから離脱。
しぞーか、最近、虜です。
昼に再びカミさんと落ち合ってホーチミン市内をぶらり散歩旅。
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うまい具合に目隠しが入った(笑)

ドンコイ通り→レンタイン通り→ベンタイン市場と行ったところでスコールにあって途中雨宿り。
小1時間ほどゆっくりして行動再開。
佐川急便の近くにパン屋さんがあったのでそこでフランスパンを買って国営百貨店で最後のお買いもの。

そして最後の食事は「クアンアンゴン」というお店でとることに。
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でもね、つくづく思うんだけど、アオザイってイイネ!
それはさておき。
いろいろ頼んだのはいいんだけど、「マッドフィッシュのから揚げ」を頼んだら...
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こんなデカイのが出てきちゃった(苦笑)
「マッドフィッシュ」って後で調べたら雷魚のような、でも雷魚ではないような...。
白身でさっぱりしてました。
「マッド」というけど全然泥臭くなかった。
これをライスペーパーに野菜と一緒に巻いて自分で生春巻きを作るような感じでいただきます。

あとビックリしたのがね、ライスペーパー、ウチで生春巻きを作る時はお湯に少し浸してふやかすんだけど、こちらでは固いままのライスペーパーが出ました。
「巻いたら割れるんじゃないの?」と思ったら全然大丈夫で、なんだか海苔巻を食べているような感覚でした。
いや、全然違うんだけどね、でもそんな感じがした。

満腹・満足してお店を出て。
暗くなった市内をホテルまでテクテクと。
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21時にはホテルに迎えが来る予定だったんだけど、それまでまだ1時間ちょいあったので...。
夜のホーチミン市をぶらり一人旅。

市民劇場。
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人民委員会庁舎。
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その庁舎をバックにしての、夜のホーチミン市。
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そしてタイムリミット......。
迎えのバスに乗って空港へ。

バスから写真を撮る練習をひたすら繰り返す。
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相変わらずのバイク天国。

ひたすら夜のバスから写真を撮る練習を繰り返す。
何度も何度も繰り返して、その時を待つ...。

...。
.........。
きた。
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撮ったどぉぉぉぉぉ!!!!!
どうでしょうの聖地・旧ノボテルホテル!
結局、最後まで素通りしかできなかったでやんの(苦笑)

空港に着いちゃった。
免税店で最後のお買いもの。

アオザイサブレ。
買った。
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アオザイ人形。
これは買ってない。
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繰り返すけど、ほんとアオザイ姿の女性はかっこいいね。
撮りたかったんだけど、恥ずかしくて撮れなかった...。
カミさんに言ったら「勇気出せや!」と言われた。
ちょっと勇気出してみた。
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うむ、ベトナム空港の等身大立て看板。

あと、謎のおばさん。
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おばさんアップ。
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あなたは誰だ?
このお菓子は買いませんでした。

こちらの牛乳パックって平ぺったい。
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残りあと1時間。
空港内のコーヒーショップでお茶をして待つ。
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このすげ笠の人、カミさんです(笑)
絶対写真に顔を映したがらないのです。

現地時間23時55分。
飛行機は無事にベトナム・タンソンニャット国際空港を離陸。

これにて僕のベトナム旅行、終了と相成りました。

また行きたい。
絶対、また行く。

今度は旧ノボテルに絶対泊まってやる!!!
後ろ髪を引かれつつもアナマンダラを後にして空港について。
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あ、ちなみにここの空港のトイレ、なんか馴染みがあるなぁと思ったら。
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たぶん、INAXだった水道の蛇口。
だからすんなりと受け止めたんだな(笑)

行きとは違って帰りのニャチャン上空は気持ちの良い晴天。
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今回は全然揺れなくて怖くなかった!!
上空から見える風景は、川がクネクネして全然見飽きない。
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んが、しかし...。
ホーチミンに近づくに連れて空模様が怪しく...。
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またか(苦笑)
今回は、俺が雨雲を連れてきてるのか?

ホーチミンは相変わらずの喧噪。
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あ、ここでもやっぱりどうでしょうの聖地・旧ノボテルホテルをすっかり素通り...。
『Park Royal Saigon Hotel』の"Pa"しか撮れなかった(苦笑)
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ここからは今回の旅行初、夫婦別行動。
さすがにず~~~っと一緒にいたから、ひとりぼっちタイムも必要ですなわ。

という訳で、カミさんはドンコイ通りでお買いもの。
僕は今回、代理店にホーチミンへの移動を朝に変えてもらったほど行きたかった
ベトナム「戦争証跡博物館」へ。
しかし、再び夫婦合流までの時間がホント短い。
急がねば。

荷物を置かせてもらっているアジアンホテルから博物館まで歩いて15分。
昼の開館時間ギリギリに到着。
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最初はね。
戦車やジェット機がナマで見ることができるから、っていう理由で行きたかったのです。
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ですがね。
すさまじかった。

世界のジャーナリストたちが撮った写真が館内を埋め尽くしている最上階。
有名な沢田教一さんの『安全への逃避』とかずらっと。
多数展示されているかというと一枚の存在が薄くなるかというとまったくそうではなく。
一枚一枚が圧倒的な圧力で迫ってくる感じ。
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本館横には漢字で『虎龍』と書いてある建物があって。
中に入ると一発で「捕虜収容所?というか拷問所か」とわかるところでした。
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こんな檻に閉じ込められたら...イヤだね。
心底いやだ。

そして。
館内では枯葉剤によるシャム双生児の展示があったんですが。
すいません、正視できませんでした。
最低な発言だとは思いますが。
あまりにもひどすぎて、気持ちが悪くなってしまったくらい。

ホルマリンに浸かっている犠牲者に手を合わすことしかできなんだ。

しかし、ここにくる観光客、ヨーロピアンが多かったなぁ。
なんだか不思議な感じがした。
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あ、これ偶然ね、偶然、全員女の子が写っちゃった(笑)

博物館を後にして、しかしベトナムっていうか、この地では凄まじいことが展開していたんだなぁと。
そして、そこからここまで来たのかと思うと。
ベトナムって国は凄いなぁと。

戦後間もなくの日本もそうだったんだろうけど、ベトナム戦争って僕が物心ついた時にも続いていた戦争だから。
そこからの復興を目の当たりに、リアルに感じられるのです。

さて、日本も負けられないね。
来年は東北に行くのさ。

なんてことを真剣に考えながら歩いてました。
お陰さまでね、あまりにも真剣な顔してたから、セオムの怪しげなバイク乗りたちがまったく声をかけなかったくらい。
そんなに人を寄せ付けない顔、してたのか(笑)

そんなベトナム、シングルタイムでした。
今回の日程は初日は成田を夕方に出て夜のホーチミンで一泊。
翌日はホーチミンからニャチャンに移動するも土砂降り。
3日目はニャチャンでゆっくり。
そしてこの日の4日目はニャチャンからホーチミンに移動して夜の23時55分に成田へ。
翌5日目の朝早くに成田着、という5日間の日程。

ということで、4日目の今日がベトナム最終日。
昨夜から雲ははれて、この日は念願の朝日を拝むことに。
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朝の5時40分すぎ。
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5時45分すぎ。
初めてみた、ベトナムの朝日。
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ここの砂浜、アナマンダラのプライベート・ビーチなんだけれども、夜明けくらいまでは地元の人たちに開放されているようで。
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夜明け前が一番賑やか。
僕は、日中の宿泊客しかいない砂浜より、この時間帯の方が好きでした。

写真はず~~~~~っと体操をしてた、僕と同い年くらいのおねいさま(笑)
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妙に絵になる。

そして早朝から海岸をキレイに掃除してくれてる、ホテルのおにいさん。
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おにいさん、ありがとさん。

7時半にはアナマンダラをチェックアウトしないと行けないので、部屋に戻って最後の帰り支度ダッシュ!
6時半のビュッフェ開店と同時に席について朝食をいただきました。
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悔しいくらいの晴天!
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『また来たら、今度はずっとこんな風景だよ、だからまたおいで』と言わんばかりの南国の風景...。
くそう、絶対また来てやる。
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チェックアウトの時に、アナマンダラ唯一の日本人スタッフ・菊池さんとようやく初対面。
今回、たまたま日程が合わなかったとのこと。
最後にちゃんとお会いできてよかった。

ひうと菊池さんが仰った
「日本の四季のありがたさを感じます」
という言葉がいまだに印象に残ってる。
までも、実は帰国した日の夜に、地元の焼鳥屋でお湯割り焼酎飲みながら
「やっぱ常夏がええなぁ」とカミさんとぼやいていたんだけど(笑)

「ほんと、数年に一度の土砂降りで、なんだかすいません」
「いや、じゃあ大当たりだったということで、むしろラッキーだったということで」
「本当にすいません」
「いえいえ、だからいつかまたリベンジにお伺いします」

と早くも戻ってくる宣言。


本当にいつかまた絶対に行きますよ、ヴァンソン・アナマンダラ!

そう思いつつニャチャンから喧噪の街・ホーチミンへ。

さて、アナマンダラ最後の写真は。
アナマンダラでくつろぐ私の写真をば。
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あ、遠くの方に体操のおねいさん、写ってるわ、この写真(笑)
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生まれて初めてのハンモック。
重すぎて、ほとんど地べたにくっついていた。
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...こんな写真じゃ終われないね(苦笑)

敷地内にあった農園。
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特に印象に残ったのが、敷地内に点々と置いてある壺の中の花。
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中を覗くと花が浮いてて。
その花も毎日ちがう。
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壺によっても花がちがうから、壺を覗くのがなんだか楽しみなのです。



ああああああ、言ってるそばから、また行きたい。
晴れてきた、ニャチャンの夜。
何が嬉しいって、そりゃ星が見られること!
だって東京だと明るすぎてあまり見えないし。
実家の方だと山のふもとだから結構すぐにガスっちゃうからやっぱりよく見えない。

ただね、小学校のころにオヤジのカメラを使って撮ったっきりだから、天体写真。
東京でもちょっと練習したけどやはり明るすぎてうまくいかない。
ほぼ、ぶっつけ本番。

安い三脚と、買ったばかりの一眼と、それにやはり買ったばかりのレリーズを付けて。
ふんっがー!
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星が多すぎて分かりづらいかもしれないけど、オリオン座です。
ほぼど真ん中(やや下)に帯の部分の3つの星が並んでるのでなんとか分かります。
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同じところを今度は20分、シャッター開放。
せっかちなんで、これ以上は待てませんでした(笑)
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ただねぇ、ほかの風景もキレイに入れて撮りたかったんだけど、そうすると、手前の風景が赤く写っちゃう。
もう少しなんとかしたい。
ツイッターで他の方の写真を見ると、もうえらくおキレイで、まだまだ精進しねぇといけない。

でも、ただただ眺めているだけでも気持ちよかったですよ。
この時、日本に帰りたくない気持ちマックスでピーク(笑)

せっかく三脚立てて固定したので、まわりの風景も撮ってみました。
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もっと見ていたかったけど、これだけ晴れていれば絶対に明日は朝日が見えるだろうからと早めに寝ることに。
調べたら夜明けは5時45分くらい。

そして翌日はベトナム最後の日。