今年は空梅雨でしょうか、毎日暑いですね。朝の駅頭活動も7月から上着無しで立たせてもらいますので何卒ご容赦ください。それでは、第2回議会(5/28~6/28)での一般質問「若年がん患者の在宅療養支援事業」について報告します。

 

<質問/佐野> 介護保険制度の対象にならない40歳未満の若年がん患者のがん患者の方が、住み慣れた自宅で安心して療養生活を送れるように、「若年がん患者在宅療養支援事業」を独自で実施している近隣自治体が増えていますが、習志野市の検討状況を伺います。

 

<答弁/市長> 国は、がん対策基本法に基づき第4期がん対策推進計画を策定し、40歳未満の若年がん患者について、在宅での療養環境の整備が課題であると示しています。

本市としては今後、近隣市の実施状況を把握し、課題や効果を検証した後に実施に向けた検討をおこなうこととします。

 

<解説/要望> 40歳未満の若年がん患者の方は、介護保険の被保険者でないため受けられる在宅サービスが生活道具費の助成などに限定されています。一方で、若年がん患者の多くは在宅療養を望む方が多く自治体によって在宅支援事業の有無が存在することは解決しなくてはならない課題となります。若年がん患者在宅療養支援事業では、訪問介護や訪問入浴介護などの居住サービス費用や福祉用具の貸与・販売、通院に係るタクシー費用の助成などがあり、千葉・船橋・市川・浦安市など県内11市が実施していますので、習志野市においても若年がん患者の方に対する在宅療養支援事業の早急の実施を要望しました。知人に40歳未満の若年がん患者の方がいますが、その方の居住する自治体は在宅療養支援事業があります。近隣市では当たり前の制度がない習志野市、検討ではなく早急の実施が望まれます。