2022年度ガス事業特別会計決算委員会での質問を報告します。

 

<質問/佐野 > 習志野市の一般家庭の都市ガス料金は1か月平均30㎥のガスを使用した場合4,067円と近隣の民間ガス事業者と比較すると安いと説明がありましたが、習志野市と同様に自治体で行っている千葉県内の公営都市ガス事業者の一般家庭料金について伺います。

<答弁/主幹> 県内の公営都市ガス事業者の1か月平均30㎥のガス料金は、大網白里市2,822円、長南町2,893円、東金市3,032円、九十九里町3,215円、白子町3,933円となっています。ただいま申し上げた公営都市ガス事業者が習志野市より安価なのは全て県内産のガスを使用しているためです。尚、民間都市ガス事業者である東京ガスは5,343円、京葉ガスは5,583円となっています。

 

<質問/佐野> 習志野市の公営ガス原料の調達先について伺います。

<答弁/主幹>  外国産天然ガスを約7割、県内産天然ガスを約3割使用しています。

 

<解説/要望> 習志野市の一般家庭の都市ガス料金(1か月平均30㎥)は、民間事業者である東京ガス供給エリア(千葉市・八千代市・佐倉市・成田市など)と京葉ガス供給エリア(船橋市・市川市・浦安市・松戸市・柏市・流山市など)と比べて安価ではありますが、県内の公営都市ガス事業者と比べると高価です。習志野市の都市ガス料金を高価にしている要因に調達ルートの複数化によるリスク対策として外国産天然ガスを約7割原料として使用していることが分かりましたが、リスク対策を徹底しながら県内公営都市ガス事業者との料金格差の縮小を要望していきます。(※)習志野市を含む県内公営都市ガス事業者と民間都市ガス事業者のガス料金は2023年年10月分(30㎥/月)になります。