一般質問報告の2回目は、「習志野市の表玄関にふさわしい新津田沼駅周辺地区の再開発」になります。 

 

質問/佐野 新京成電鉄が進めている新津田沼駅周辺地区の再開発計画について伺います。

答弁/市長 開発計画の対象範囲は、イトーヨーカドー津田沼店、その前面の平面駐車場、ミーナ津田沼店、コナミスポーツ等の新京成電鉄株式会社が所有する面積約3.3ヘクタールの土地を中心とした新津田沼駅南側のエリアです。当該区域全体の活性化を促進していく必要性があることから、新京成電鉄より周辺地区を含めた一体的な開発について提案を受けています。

本市としては、まちづくりの観点から、この開発に併せて本地区における都市的な課題の改善に向け協議を重ね、本開発計画が当該地域の発展に資するとともに、本市の行財政運営に貢献するものと判断できる状況に至ったことから、実現に向けて取り組む旨を回答しました。

 

質問/佐野 今回の再開発において、津田沼1丁目公園が移設されることにより、北口周辺の緑地が減少しますが、これに対応した緑化計画の検討状況について伺います。

答弁/技監 イトーヨーカドー南側の道路に面した商業施設等が本件開発に伴い建て替えられる際に、建築物の壁面を後退させ緑地や歩行空間として活用するよう新京成電鉄と協議しています。今後も開発区域内において、良好な緑空間が適切に配置されるように協議を進めます。

 

質問/佐野 今回の再開発において、ゆとりある歩行空間の妨げになっている、歩道上に設置されている一時利用駐輪場の対応について伺います。

答弁/技監 駅周辺における歩行空間確保への対応として、新たに建設される商業施設内に、歩道上に駐輪されている自転車が収納可能な駐輪施設の整備を要請しているところであり、将来的には歩道上に設置された駐輪場の廃止を目指しています。

質問/佐野 今回の再開発において、無電柱化の取り組みについて伺います。

答弁/技監 無電柱化は、災害の防止、安全な交通確保、良好な景観形成を図る等の観点から、整備の必要性は十分認識しているので、整備に向けた協議・検討を進めていきます。

 

質問/佐野 JR津田沼駅前のペデストリアンデッキの老朽化の対応について伺います。

答弁/部長 当該ペデストリアンデッキを含む市内9橋の歩道橋を対象として、2018年3月に「歩道橋長寿命化修繕計画」を策定しています。この計画策定時において、当該デッキの桁の塗装など補修の必要性は認識していますので、優先度に応じて修繕を行っていきます。