グランドに大きな
声が響くと

「さぁー守備に付いて
始めるよ~!」

最近は試合が近いせいか
毎日のように
夕方集まり練習を
している

ラクロスは意外と
ハードなスポーツで
女性の格闘技と
言われている…

ステックを持ちボールを
奪い合う
ステックの間の網に
ボールを挟み
ゴールに投げ込む
持久力とスピードが
いるスポーツ…

「そこ~!ゴールに
向かって~!」

「リーダー!リーダー」

「何!練習中!後!
後!」

日が傾き掛けて
グランドにライトが
灯る頃…

「はぁ~い!休憩します
逸れと11番と4番!
意思の確認して置いて…
休憩…」

皆は配置の確認を
話していると
一人の選手が…

「リーダー…さっきは
すいません…」

「いいのよ…何か
気になったの」

「練習の事じゃあ
ないんです…」
…







大学のサークルで
忙しく最近は余り
会えなくなっているが
必ずメールをくれる
彼女…
活発で男勝り
僕とは正反対に友達が
沢山いるみたいだ

彼が急にいなくなり
心配して
あちらこちら携帯を掛けて見るが何処にもいない

「どこに行ったのかしら
本当に…」

いつもメールをしても…

「分かった」と
「いいよ」…

意外と愛想のない彼氏
幼い頃から近所に
住んでいて
お母様があんな事件に
巻き込まれて…いつのまにか
付き合う要になった
けれど…

「優しくないんだから!
だんだん頭に来たわ!」
あいつの事を考えていると
彼女を呼ぶ声が
女友達がサークルの誘いにやって来た
ラクロスのサークルに
入っていて…練習の誘いにやって来た

「もうこんな時間だったのね」

急いで大学のグランド
に向かった
皆は準備体操を
始めている…
少し遅れた見たいだ

彼女は皆から信頼
されている
ラクロスのリーダー
1年生からリーダーを
任されている
…
自分の夢にうなされ
4次元の世界と
今までいた3次元の世界に見えない糸が繋がっている…彼女が呼んでいる

「…彼女が助けを求めていた…」

「…写真の子か…」

うなずくと…

「…時は待ってくれない
向こうの世界に
残してある物が有るなら
自分が動かなくては
誰も動かない…」

「貴方何を言い出すの!
やっと…やっとこの世界
に来れたのに…
私達の子供が…
人間とも思わない人が
要る世界に
戻したくないわ!」

「母さん…その世界で
好きになって付き合って
愛して…僕が生まれた
僕もまだ分からないけど
今好きな人が…
僕を探している…
別れも告げず
いなくなったんだ…
どうなるかは分からないけど…一度会ってから
又ここに帰ってくるよ」

「…あなた…」

「こいつは大人だよ…
自分の道を探し
歩き始めている
もう男だよ…
機械を整備するかな」

…