祝・1966カルテット 初アジア進出
10月28、29日とシンガポールで行われた、国際交流基金の事業である
村上春樹を『観る』・『聴く』・『語る』 in シンガポール
というプロジェクトの
『聴く』Listen to Haruki Murakami―Music beyond Words
に出演させていただきました！
前日からシンガポール入り、リハーサルをして、本番に備えました
会場は、ヴィクトリアシアター！
植民地時代に建築された、歴史ある建物。
昨年リニューアルされたばかりだそうで、大変綺麗で美しかったです
プロジェクトでは、村上春樹の作品から一節一節を取り上げ、作品にちなんだ音楽を演奏していきました。
村上春樹の小説には多くの曲が登場し、その世界を彩っています。
そんな曲たちを演奏させていただくという貴重な経験をさせていただき、大変光栄でした。
公演冒頭には、あの「ノルウェイの森」で物語の始めに流れていた、ノルウェーの森を演奏しました
1966カルテットデビューの時からノルウェーの森を演奏してきていたので、今回このような形で演奏をさせていただくことができ、感動もひとしおでした！！
小説の一節一節を取り上げ、音楽と共に聴いて、感じて頂くことができて、お越し下さった皆様には、村上春樹の世界をより深く感じていただくとができたのではないかと思っています。
今回は、ジャズの「山中千尋トリオ」の皆様、
そしてシンガポールのピアニスト、Lim Yanさんとともに出演させていただきました！！
本公演の監修をされた小沼純一先生、
そして山中千尋トリオの皆さんと！
舞台袖で、演奏にうっとり聴き入ってしまいました
Lim Yanさんとは、花井ちゃんはモーツァルトの「すみれ」を、
松浦リーダーと林はベートーヴェンの「大公トリオ」より第一楽章を
共演させていただきました！
とても優しくあたたかくて、ご一緒して幸せな気分になれるピアニストでした。
ありがとうございました！！
客席から見て舞台の右側で1966カルテット、左側で山中千尋トリオさんが演奏し、それぞれの音楽を聴いていただきつつ、アンコールにはノルウェーの森をコラボさせていただきました！！
見るのも聴くのも楽しんでいただける構成となっていて、皆様と共に、お客様に多彩な音楽をお届けできたのではないかと思っています。
私達にとっても、非常に新鮮な経験となりました！
二日間あった本番はあっという間で、でもその中で多くの出逢いがあり、
またスタッフの皆様にも本当にお世話になり、沢山の方々のお力添えのおかげで無事終えることができました。
本当にありがとうございました！！！
終演後、出演者・スタッフの皆さんと
シンガポールでの達成感に浸りつつも、11月には韓国で公演をさせていただきます
とても楽しみ！！
ますますパワーアップできるよう、それまでの間は日本でしっかり頑張ります