“人を大切にする経営”を徹頭徹尾にわたって提唱する法政大学大学院・坂本光司教授。その思想に共感して、多くのお弟子さんが彼のもとに集まります。

 

そんな坂本教授の最新刊『さらば価格競争』では、非価格経営に挑む中小企業21社を6つの視点で分類、その実践を解説しています。

今回は、市場創造することで非価格経営を実践する企業を紹介します。

 

 

ワイズティーネットワーク

衰退した地元の商店街を活性化させようと始まった紅茶専門店ワイズティーネットワーク(栃木県宇都宮市)。

「営業しない」「販売促進費をかけない」「理解してもらえる人や企業にだけ本当にいい商品を販売する」という信念をかたくなに守りながら売るこだわりのオリジナルブレンド紅茶は、地元を超えて日本中へ、世界へと広がっています。

 


 

 

しもきた茶苑大山

日本茶の文化を伝えたい――先代のそんな思いから始まった喫茶部門で、かき氷という思いもしなかった商品の提供を決めたのはしもきた茶苑大山(東京都世田谷区)の現社長。

「茶師十段」の資格を取得して自らをブランド化し、お茶屋にしかできないかき氷で全国から人を集め、先細りする日本茶市場に待ったをかけています。

 



プラスアルファ

クリーニング業界には珍しい24時間・365日営業を行い、手仕上げでの丁寧な仕上がりで顧客基盤を広げていったプラスアルファ(福岡市)は、同時に障がい者雇用にも注力しています。

高い品質やサービスの維持は社長の努力であると同時に、障がい者も含めた全社員の努力の結晶でもあるのです。

 

 

 

これらの企業から、自ら決めた市場を深堀することで需要を創造し、非価格経営が実現できることが学べます。

この詳細はこちら『さらば価格競争』でご覧ください。

 

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