気が付きますと、季節は瞬く間に過ぎていきます。
その日は、思いがけずにとても嬉しい大切な日になりましたので振り返りたいと思います。
茶道におきまして、お道具を清めるにあたり"ふくささばき"というものがあります。
そのお点前により、真行草をはじめ、ふくさのちりを払う、そして自らの精神を統一して心のちりを払い心を清め(リセット)、点前へと繋げていきます。
その中で、"四方捌き"があります。
禅や陰陽五行の教えより、方位や精神的なものへの意識をもち、ふくさの四辺を清めていきます。
天、地、親、師 をもって今の自分があり、その感謝への気持ちから自分の心に向き合う…
のようなお話もかつて先生より伺いました。
その日は、親や師への有り難さを感じました日でもあります。
私は義母の好き季節の花を届けお昼を一緒にします。
そして、密かに地味にマイペースに少しずつ真剣に頑張ってますピアノの集まりがありました。
いつか綺麗な響きで奏でられる日がくるように…少しずつでも音が変わればとのものです。
かつて幼少期のピアノの先生、先日80才のお祝いリサイタルに母と伺い、とても楽しい一日を過ごしました。
そしてこの日に、全く思いも掛けずに、ピアノの先生と母、友人も彼女のピアノの先生といらしてくださったのです。
そして何よりも驚きましたのが、娘家族もサプライズで来てくれました。
娘が、旦那さんそして暖かいご両親と笑顔で過ごしてます姿を感じ、そっと見守り応援してます。
長女にはつい多くを言い過ぎてしまい、そして彼女もまた私にはきつい…似てるところがあるからなのでしょう。
好きなものだからこそ、納得いかなくて諦めそうになってましたので、思いがけない皆さんの気持ちが凄く嬉しく感じました。
リビングにありますピアノなので、密かに地味に、なるべく害のないように、そしてマイペースで真剣なピアノ。
その日だけは、特別な日でした。🎹✨
有難うございました。