帰りは富岡製糸場に寄るのはどうかな?と彼に提案してもらうまで全然思いつきませんでしたが、世界文化遺産に登録された場所はぜひ見てみたいと思いました。
しかし日光東照宮と同じく、予習もゼロ、AIに頼る発想もゼロでした。
ただ、製糸工場といえば、小学生か中学生の頃に見た『ああ、野麦峠』という映画の、劣悪で過酷な労働環境、そこで働く女工さんたちの痛ましい状況イメージが強かったのですが。そちらは長野県の民間工場が舞台だったと後で調べてわかりました。
官営の模範工場として設立された群馬県富岡市の富岡製糸場は上記とは対照的で、働く女性も華族や士族の令嬢。労働環境も恵まれたものだったようです。
あの悲しい映画を見てしまっただけに、両者の対比は切ないですが。
明治初期に建てられた赤レンガ造りの建物群が、創業当時の姿を保って残されていました。
フランス積みという技法が用いられたデザインの美しさと、100年以上持ちこたえる強度の秘密なども、その後ビデオで見ることが出来、感動しました。
予習して行ってしまうと、取りこぼし無く回れる代わりに、現地に立った時の感動が薄れてしまう気がしますが・・・
現地に行って初めて「こういう建物だったのね~」と知り、ワクワクしました。
ただ、このブログ自体ネタバレなので、これから富岡製糸場に行かれる予定の方は、見ないほうが良いかもです
首長館
順路図さえもノールックで真っ先に入ったのは、繰糸所(そうしじょ)でした。
圧巻でした!
長さ140メートル、木骨(もっこつ)レンガ造り。
西洋式のトラス構造という技法が使われ、柱の無い巨大空間が特徴とのことです。
採光も良く。
立ち働く女工さんたちの姿が目に浮かぶようです。
フランスから導入された金属製の繰糸器
数百人の工女さんが最新技術を学んで生産した生糸。当時としては世界最大を誇る規模だったそうです。
東置繭所で、彼がシルクのスカーフ買おうかと言ってくれましたが、巻き物がなかなか着こなせないので辞退しました。
社宅の様子も見られました。
西置繭所
訪れた日にちが残るのも良いですね。
2026年5月16日






















