温かな晴天の日が続いています。
外気はそれほどでなくても、車やバスの中は、エアコンが必要な暑さです。
でもねこバスは今のところ、エアコン無しです。![]()
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窓を開けるとかなり涼風は来るのですが、大きくは開けられません。
もちろん、それは危険過ぎるから・・・
「先生、暑いです」
一人が言いだすと「先生、暑いです」のこだまかな。
「はい、はい、わかりました。まず上着を脱いでカバンに入れていいよ~」
(出発前に、あれほど「暑い人は、今のうちに脱いじゃって~」って言ったのにー)
年少さんや、きつい3人掛けの子たちは脱ぐのも不自由なので、
あちこち席を駆けずり回って脱がせます。
窓も、あらかじめ細めに開いていたガラス戸を、「じゃ、あともう少し開けてあげるからね」
とあと1センチも余分に開けてあげれば、子供たちは気分的に満足です。
「ほらほら~、風がいっぱい入って来たでしょー!」
(まるで開かずの扉のように、子供の力では絶対に開けられない固い窓。
わたしだって、毎回突き指しそうになりながら開閉しています)
でも、年長のわんぱく坊主なんかは、だまされません。
「えー、暑いよー」
確かに、この大きな体格で、このスペース。
カバン背負って手提げ袋もって、冬用の帽子かぶって、小さなシートに2~3人がけ。
「それは確かにキツいし、暑いわね」と思うけど言えません。代案無いから。
先の子がどんどん降りた後で、空席に移してあげるのがせめてもの策です。
でもこれとて、The気分屋Taさんが前回は「いいよ、席変わって」と言っていたはずなのに、
次の日は「こら、勝手に席変わっちゃだめだ」とか言ってるんだから、手に負えません。
吐く子も増えてきました。
吐くと言っても園児です。つい数秒前までやんちゃしてたり笑ってた子が急に静かになったと思ったら、
予告もなく吐くんです。でも赤ちゃんが吐いちゃうミルクのように、ちょこっとだけ。
そんなただでさえ暑苦しい中、歌ったり、ケンカしたりですからね。
眠っちゃう子も増えてきました。
その寝姿のかわいいこと、かわいいこと。
よくそんな狭いスペースで、そんなムリな体勢で、正体も無く眠れること。
『面白動画』に投稿したい~~って思う場面を、毎日見ていられるのは幸せです。
手を焼かせるやんちゃ坊主が寝てくれたときは、悪いけど「しめた!」と喜んじゃいますよ。
どれだけ助かることか、本人は気付いてないけど。
でもそんな時は不思議なもので、ふだんおとなしかった子が頭角を現して来たりするんです。
園児にしてシブい二枚目だったFくんが、いきなりゴリラやレレレのおじさんになってしまった時は、
「ああ、残念なこと・・・」と思ったけれど、大ウケでした。
で、この寝た子を起こす・・・のが、かなりな重労働なんです。
叫んでも、揺すっても、絶対起きないですからね。
降車に手こずるとまたTaさんがとやかく言うので、早々と起こすけど、
着くまでの間にまた確実に寝てしまいますからね。
どーしても起きない子は、抱っこして降ろします。
結構一日に何人も抱っこしてますよ~。
抱っこしてもらいたくて、あまりにもわかり易いタヌキ寝入りをする子もいますし。
Sくんなんて、「はい、Sくん到着。降りるよ~」と言った瞬間に「グー」とわざと寝ますからね。
まったく、からかわれまくりです。
日差しが強くて、肌がヒリヒリしてきたので、主任の先生に「勤務中に帽子なんかかぶったらダメですか?」
と遠慮がちに切りだしたら、「あ、ぜんぜん良いですよ」と快く言ってくださいました。
翌日帽子をかぶって行ったら、それだけで園児は大盛り上がりです。
「わ~、先生も帽子かぶってる」
「ねえ、それどこで買ったの?」
「先生、交換して」
「変なの~、その帽子」
「先生、それすごく似合ってるよ」
褒め言葉から、憎まれ口まで、よくもそんなに出て来るわ、出て来るわです。
なのに退園前、申し訳なさそうに主任の先生に呼び止められました。
「Yasai先生、ごめん。運転手さんに言われちゃった。保護者の前で帽子かぶってるのはあまり・・・」
「あ、失礼ですよね。わたしもそんな気がしたんです」
「でも道中も長いしね、そのへんはYasai先生の判断に任せます」
「まったくかぶらないか、保護者の前では必ず取るようにするかですよね」
「そういうことです」
主任の先生は優しいので、それでもかぶる方の道を残しておいてくださる。
それにしても、わたしに直接的にもあれこれ言ってくるくせに、今回は間接的に苦言を言うとは
いやがらせなのか、それとも、あまりに直接あれこれ言うと角が立つと思ったのか。
もうじゅうぶんに角は立ってるのだけど。
今朝、出発前にTaさんに帽子のことを言いました。
自分も配慮が無かったこと。確かに保護者の前でもかぶっていたのはマズかったこと。
でも肌が弱く、紫外線や水に対して、いろいろ対策を立てないと肌にトラブルが出てくること。
だから保護者の前では絶対に脱ぐことにして、それ以外はかぶっていたいこと。
でも、あらかじめ自分の心の中で、帽子は禁止という答えを用意していたのであろうTaさんは、
なかなかその案も受け入れられないようで、わたしが繰り返し事情を説明して、やっとしぶしぶ
認めたような感じだけど、納得しきれない、スッキリしない反応でした。
ああ、疲れる。
「あの、わたしもTaさんに、一つお願いがあるんです。
扉を完全に閉め終わらないうちにバスを発車させないでもらえますか。けっこう負担が大きいんです」
へへ~ん、言ってやった。
今までけっこうチヤホヤ街道を歩んできたのに、こんな粗末に扱われるなんて許されることじゃありません。
ていうか、誰であろうとホント失礼な行為ですよね。体勢が整わないうちに発進させるなんて。
でも、悪いけど気の小さい男です。
おとなしいと思っていた相手から予期せぬ反撃されて(といっても、すご~くやんわりとなんだけど)
すぐにはOKと言えず、わたしに対してもどかしいと思っていたことを更につけ足してきました。
でもひどく動揺した様子。
だから「舐めたらあかんぜよ」風に目をキュッと見つめたら、ようやく「俺も気をつけるから」と言いました。
今日のところは、言った方が成功だった感じです。
もう失礼なことしなかったし、なかなか来ない保護者をバスの外で待ってたら、
なんと「バスの中で待ってたらいいよ」と声を掛けてくれるし。
そんなこんなで、明日のことはわからないけど、
今日も無事に楽しく、一日が終わりました。
あ、でも今日は結局帽子かぶらなかったんです。
これでまた、かぶったら(保護者の前で取るにせよ)気分を害するのでしょうか。
う~ん、考えるのが疲れる(^_^;)