明日、土曜日に彼の街へ行くデートを楽しみにしていた。



昨日の朝に彼からメッセージがあったのは知っていたが仕事が忙しくて、昼過ぎに確認。

当然、土曜日の集合場所と時間の打ち合わせだと思って呑気に開くと




「一昨日から発熱。今朝は下がり、検査したものは全て陰性だったので僕は会いたいんだけど、移すと悪いので土曜日どうしたら良い?とりあえず、今日明日で治します」


という内容だった。






あらら、大変!

どうしたら良い?じゃないよ。
キャンセルでしょ。


出張続きだった年末や、インフルエンザ大流行の時は警戒も心配もしていたけれど

このタイミングでの体調不良は全くのノーマークだった。


前回会った時に



「次のデートはお祭りもあるし、ステーキ屋さんまでちょっとあるから歩ける靴でおいで」

「暑くなるからお祭りでかき氷食べようね」



なんて話していたので
人混みが嫌いな私も気分はもうお祭りに向かっていたけれど


医療者の彼が二日後の心配をしているという事は、きっと今日明日では回復しきれないと思うほどの体調不良なのだろう、と感じた。





「無理しちゃダメ‼︎一週延ばしましょう」


と、返信すると




「とりあえず、明日の朝と夜に体調報告するからキャンセルはあと一日待ってて」


と、返ってきた。




今日の体調報告を待つ。




“ドタキャンしない主義” の、彼らしさだが
無理してぶり返したら長引くお年頃。
会う事より早めの完治を優先して貰いたい。