久しぶりに彼と会わない週末。




彼曰く “会えない代わりのビデオ通話” が
2回とも珍しく2時間を超えた。



先週と先々週は
旅行したり
出張で彼が我が家に2泊したり
長時間一緒に居たので
仕事の疲労を取る為にもゆっくり過ごす休息の週末にしようと思っていたのだが



土曜日、大学時代の友人達と居酒屋
今日は急遽、遠方の親友が帰省してランチ


ゆっくりする暇は無かったが
気の置けない仲間との時間は充分癒しとなった。




昨日の居酒屋で、酔った一人の友人が


「今日こそ、ちかに聞きたい!
この年でその現役感、あんた、彼氏いるよね?」


と、詰め寄られた。


「いるわけないじゃん」とかわす。



学生時代から一番空気の読める頭の良い友人が


「こら!無理に聞き出そうとするんじゃない!話したかったら話せば良いし、学生じゃあるまいし報告義務は無いんだから」と、嗜めてくれた。



私が恋をしている事も
それが言えない相手だという事も
薄々気付いてる友人もいるようだ。



このメンバー、知り合った18歳から私が離婚に至るまでの修羅場も全て知っていて、感謝してもしきれない程支えてくれた。



でも、ごめんよ。
彼との事は生涯私の口から語る事はしないと決めてるの…

と、思いながら、話題が変わるのを待つ。



この30年来の友人達は
話したとしても私への関わり方は変わらないだろう。



でも


彼がどんなに良い人で
どんなに大切にしてくれているか
友人達に話したところで伝わるはずも無く



浮気男の常套句にまんまと騙されて
都合の良い女になっている私をなんとかみんなで助けよう!


なんて事に成りかねない熱い仲間達なのだ。





彼の事は大好きだが


騙されてる訳でも
振り回されている訳でも無く

自分を見失ってる訳でも
悩まされている事も無く


語弊があるかも知れないが
既婚である事も含めて
今の現状の彼とのバランスが心地良く
むしろ、振り回しているのは私の方で


友人達の心配には及ばない。



それでも

彼との恋が終わった時には
この仲間達に癒される事は間違いない。
そんな我儘がお互いに許される
家族のような友人達。



その時は、どの面下げて、と思わずに
全力で私を励ましてね!


と、頼りにしている。