自閉症スペクトラム障害とは

好きなことや興味があることへの

こだわりは強いけど、

興味のないことには無関心、

他人の気持ちを読み取るのが苦手、

独特な話し方や表現をすることがあり、

不器用などの特徴があります。

 

●人と仲良くなるのが苦手

●想像したりイメージを膨らませることが苦手

●姿勢のくずれ、多動や不器用

 

生きづらさを抱えていることが

気がつかれにくい傾向があります。

「自分勝手でわがままな子」

「親の育て方やしつけの問題」

と言われることが多く、

本人も周りの人もつらい思いを

していることが珍しくないです。

 

自閉症スペクトラム障害の説明をするときに

色弱をたとえに出すことがあります。

色弱とは他に人が見える色が見えないことです。

赤紫と赤緑の違いわからない。

黒と深緑の区別がつかないなどがあります。

要するに色が存在しないから

わからないのです。

周りにはわかりづらいですが、

黒のスーツを買ったつもりが

深緑だったとかが起きます。

自分がどのような色が見えないのかを

理解して工夫して生活するしかないのです。

 

人の気持ちや感情も

自閉症スペクトラム障害の人には

見えないし存在しないのです。

それは変えることはできません。

できることはそのことを自覚して

工夫して生きていくことなのです。