これまで高校生が療育手帳を取得することの重要さについて

書いてきましたが、

療育手帳取得に必要な発達検査を受けることを促すのは

簡単なことではありません。

そこで知的障害に伴う生きづらさをアプローチするような

言葉かけや質問が必要になってきます。

「言いたいことが言葉にならずもどかしいことはないかな?」

「言われていることが上手く理解できないことはないかな?」

など言葉の理解に伴う生きづらさを確認することがあります。

 

その他では

「一度にいくつものことを言われて混乱したりすることはないかな?」

と記憶力に伴う生きづらさを確認することがあります。

あとは

「周りの人は簡単に覚えたりできるようになるのになかなかできないことはないかな?」

と全般的な能力の遅れを伴う生きづらさを確認することがあります。

 

このような質問を通じて

知的障害に伴う生きづらさを寄り添い

発達検査を勧めていくことがあります。

 

これらの生きづらさはやる気の問題や考えた方など

本人の問題ではなく

持って生まれた生きづらさなのです。