11月の下旬から製作を始めた十手も丁度この十回目で区切りとなります。


さび朱という色の房紐を巻いてみました



本来はこんな色はないはずで、十手の房紐の色は所属している奉行で決まっていて、岡っ引きなんかは房紐は許されていなかったとか。



前からの感じ




尾の回転する部分

いつも作るときに、こだわたっているのは鉤をつける位置で六角形の辺ではなく角につけること。作業的には難しくなるんだけど…

そうすることで鉤が下にあるとき、丁度六角形の辺(平ら)を、親指と人差し指しっかり押さえることができ、扱いやすいかと。

なんとなく記録をつけたくてブログを利用させていただきました。
ハッキリ言って作り方から形まで正確に再現したモノではないです、“一角流のモドキの十手”といった偽物です。

でも…

こんな作り方もあるんだなと思っていただければ幸いです。

あとは使ってみてまた改善ですね。

来年は稽古用の鎖鎌をまた作ってみたいと思っております、皆様よいお年を。

今年もあと3日となりました。
十手もなんとか今年中に完成させたいものです。



ミガキをして表面の処理をします

方法は自分の好みで黒色酸化鉄の処理をします…

鈍く光る銃砲の色の感じです。




この方法はキンキンに氷で冷やして行う方と、温めて行う方と意見が分かれていますが、ただ氷で冷やしながらの作業は寒くてツライという理由で私は温めてやります…


アセトンで脱脂して




こんな感じ(ストーブ)で温めていつも作業してます、危険なので真似はしないで下さい。

温めた十手に酸化処理液を薄く塗ってゆき、つけすぎたらスチールウールで擦りムラをとり…これを繰り返して

油を塗り処理を止めます







こんな感じの青みがかった黒い色になります

塗装とかメッキと違い、金属を酸化(サビ)させている状態なので、やっぱり手入れが必要ですが使うほどいい感じになるので気にいっています

あとは紐を巻いたり、房紐をつけたり、自分でも楽しみです。



今日はここまででお疲れ様でした。
寒い日が続きますが、暑さに弱い私は寒いくらいが少し気持ちがいい、心身共に引き締まり集中できます。


ようやく身と鉤をくっつけます

やっぱりここで細心の注意をしないと身が曲がったり、亀裂ができたりするので様子を見ながら慎重に鉤を打ちこんでゆきます。




なんとか無事、仮接合




熔接の飛び火粉で傷をつけないように、燃えにくい布で養生して…




熔接なんだけど…なんだこれは!!

うまく写らなかった…




ヤスリで熔接のアラを削り…




ほぼ形はできました、アーク熔接のアースをとるため長くなっている身の寸をつめるために切り落としてから、少しキレイに研磨します。
今日はここまでで、お疲れ様です。