宝の地図を手に入れて宝島に冒険に出るように、古の図面や設計図に思いを馳せモノを作ってゆく、作り方は自分で考えるしかない・・・

まあ他の人が使っているものを参考にしたりしてまるっきりゼロというわけではないので




鎖鎌を作ったのはこれで3丁めです
ひとつめは丈夫なだけが取り柄の不恰好なもの、持ち手の樫の丸棒を30Φで作ったので
握った感じがやや細く頼りない・・

そんな欠点を改善しようと33Φの丸棒で作ったのがふたつめの鎖鎌、もう何年も稽古で使っているが故障はないのですが・・

逆手にもって構えたときこんどは太く感じ、たぶん手の小さな人では使いにくいだろうという思いがいつもあった

図面では持ち手の上が30Φ、下が33Φのテーパーになっているのですが、私のスキルでは出来ないことなので、テーパー加工をしてくれる木材屋さんを見つけ今回の製作となりました。

図面を見て、なんでこんな面倒な仕様になってるのか?と思っていたのですが出来上がった鎌を握って納得、やっぱり使い易そう!




写真中がテーパー加工・上30Φ下33Φの丸棒、右は全33Φ、左は厚さ9㎜の板材
(刃になる部分用)

ここになぜ鎖鎌は高価なのか?

問いの答えのひとつが出てきます

テーパーなし33Φの丸棒が1300円位

テーパー加工30Φ~33Φが7000円

材料の金額がかなり高くなってしまうのです

あまり太さこだわらないという方ならテーパーなしでもいいと思います

手の大きな方なら33Φ、小さな方なら30Φみたいな感じで

樫材小売で検索すればお店は出てきます

テーパー加工の場合だいたいの木材屋さんは
ひとつだけの注文は無理で少なくても5個以上の発注となってしまいます、ここにもひとつハードルがあるわけです

ひとつ重要なことは






写真のように両端に機械に固定した際の穴ができてしまいます

これを回避するには径を計算して長めに加工してもらい両端を切るのかな・・

さいわい上の方の真ん中ひとつの穴はちょうど切り取って使う部分なのでセーフなのですが・・・

加工後の状態は発注の際に必ず確認が必要ですね




私がテーパー加工した樫材を手にしたのが昨年の暮・・

高価な材料をほったらかして何をしていたのやら






久しぶりに作ったので色々気にいらない所があり、改善してもうひとつ作っていきますので、それを公開しながら記録してゆきます



















今回は少し記録に残したおこうと思い、またブログをお借りして…


自分がモノを作る立ち位置は
ただ必要なので自分で作るくらいなところ

近くに必要としている人がいれば、ほとんどタダ同然であげてしまう

近くの人なら、もし不具合が生じても修理できるし

なにより自分の作り方は鋼材を切って、はりつけてと、真っ赤に燃えた鉄を叩いて刀を鍛えてゆくイメージとはほど遠い

でも自分でも何年も使っていて、木刀相手の稽古なら今のところ不具合は出ていない、それなりの手応えは少し感じている

けど‥

これくらいの金額で“五本ほど十手を作ってほしい”とお願いされて

驚愕…

急いでとは言わないものの

やっぱりいつまでも待たせるのはよくない

いままでに、まとまった本数を作ってことはないけど今回は、頑張ってみようという気になってしまった。


幸いここ一年くらいかけて自宅に設備を投資しつつあり

作業は格段に早くなっている





ボール盤とか




ドレメルのツールとか

笑われるくらい、たいした投資じゃないけど…

作業は早くなる





しかし、だらだらやったのでは絶対に長くなる、とにかく自分なりの〆切をつくろう

その〆切までの計画を立てて効率よく作ろう、それしかないと思い





まず試作を一つ






ネットで売られている十手を参考に
こんな感じで

なんとか試作完成

これを依頼主様に見てもらったところ、長さ、重さは大丈夫、あとは持ち手を少し延ばして、鉤をもう少し短く、先端を丸くすることでOKを頂き




製作



鋼材を切り出し、削り、溶接して、研磨、酸化鉄処理、紐を巻き…

無事納品

かなり自分的にはしんどい作業になったけどいろいろ勉強になった


基本は一対一、丁寧に作る

でも何本も作るとなると全部を視野にいれた立ち回りのような感覚が必要なんですね


もうこんなことはないだろうけど…


ウインク









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千手観音てわけわからん