だいでん【1388】10連休で考えてみた | だいでん

だいでん

自分の考えが、いかにいい加減かを自分で検証するためのブログ。
根拠も信念も、勿論正当性もございません。

久々仕事を離れて色々と考えることができた。

 

まず仕事のことを考えないということ自体が結構なストレス解消になっていることに

気が付いた。

 

昔なら休みだろうが常に仕事の事を考えているのが当たり前だと思っていたし、実際

そうしないと自分のペースで仕事ができなかった。

 

だが、最近仕事で常にイライラしていたから一旦仕事から離れるというのはそれなり

にいいことだったのではないかと思う。

 

会社に感謝だ。

 

で、連休中に何をしていたかというと、専らyoutubeの視聴だ。

 

特に哲学系の動画を見ていた。

 

ショーペンハウアー・ベネター・シオラン。

 

どっともネガティブ方面だと思うが「ああ、若い頃こんなことを考えてた時期が

あたなぁ。」という懐かしい感じもした。

 

もちろん、原書はそんな軽いものではないのだろうが、見ている人間のレベルが

低いのだからそんなものだ。

 

ちょっと異論があるとすれば反出生主義主義は結局死の恐怖への対抗案(言い訳)

じゃないかという点だ。

 

だから自死を否定する。

 

その上でネチネチと「生まれてこなきゃよかったよぉぉぉ。」と格好よさげな

理屈を並び立てているだけに思えたのだ。

 

だから、反出生主義に共感しやすいんだな、最近の若ぇ連中は。

 

自分は悪くない、悪いのは自分を産んだ親だ生まれてきたこと自体が間違いだ

だから人類はいなくなるべきだ、でも死にたくはないよ。

 

安全地帯から石を投げてる。

 

じゃあ今この瞬間に自分以外の人間が消えたらどうするつもりだ。

 

ライフラインが止まり、携帯も使えずyoutubeも見れないぞ。

 

その辺を犬猫猪熊牛鶏なんかしかいない中で暮らすのか?

 

そこまで極端でなくても、反出生主義で人類が徐々に消えていく場合、自分より

若い連中がドンドン減っていくんだぞ。

 

そんな状況を実際に目の当たりにして、まだそんなことが言えるという覚悟がある

人間は、そもそもyoutubeでしたり顔して主張せんだろう。

 

まあその理屈で言えば説学者も同じようなものだろうけどな。