木曽殿の 首級をあげた 石田家の 子孫とされる 三成の旗 ~ 伊勢原市 石田城址 ~ | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 もう何度めになるか、数えていない(笑)「イソヒヨドリ観察日記」。

 

 今朝は3時にバルコニーでの鳴き声で起こされてしまいました。

 窓を開けると、いつものように手すりにつかまって「エサ待ち顔」で。仕方ないな、とばかりにかっぱえびせんを少し撒いてあげたところ、電光石火の早業でくわえると巣のある方へ飛び去って。

 

 夏至間近とはいえ、この時間はまだ暗いのに。いわゆる「鳥目」、彼にはそれは関係なさそうですね。

 

 本題に戻って「伊勢原市内周遊」。

 前回は小田急線「小田急線 愛甲石田駅」まででした。高台の上にある愛甲石田駅から伊勢原市側へ坂をくだると

 古刹「円光院」が鎮まっています。

 

 前回紹介した「石田城」はかつてこの地にあって、付近には今も

 「馬洗い場」とされる池や

 土塁の跡もあり。

 

 そして寺域内には、源平争乱期の城主であった「石田為久」公の事績碑もありました。

 為久公は「木曽義仲」公を討ち果たした功績があり、そのくだりは平家物語でも記されていて。

 

 この功により、近江国に所領を与えられたのだとか。

 

 後年、同じ近江国で力をもった「石田三成」公。為久公の末裔であることが、石田家の文書に遺されているそうです。ただし、戦国武将の家系図はそのほとんどが創作とされていますので、真偽定かならずといったところでしょうか。

 

 ではありますが

 三成公が戦場ではためかせた「大一大吉大万」の旗、為久公のそれと同じデザインであったのだとか。実際に目にしたわけではありませんが、興趣を惹かれますよね。

 

 次回もこちら、伊勢原市石田付近を巡ります。