夜のしじまに 静かに桜 咲いて隣に 貴女いて ~ 伊勢原市内周遊 沼目地区 ~ | 温泉大好き!厚木の住人

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厚木・伊勢原・平塚を中心に古街道を辿り、時には川を遡りながら郷土の歴史を探訪します。

 4月第一週がつつがなく過ぎていきました。

 何年経験してもすべり出しの7日間、気が張りますし何より多忙なものでして。

 

 そして桜も時期をあわせるかのように満開となり。

 毎年決まって同じ場所で桜の花を愛でる私。そして今年も。

 

 昨夜遅く、Rさん運転の助手席で眺めた桜。昼間にママチャリで再度訪れて。

 車の中から 桜を眺め 夜の帳の 降りたあと


 夜のしじまに 静かに桜 咲いて隣に 貴女いて

 

 昨夜のことを思い出しての都々逸2題。桜の花は私の心の琴線に触れる存在だけに、この思い出も長く持ち続けていられそうです。

 

 さて、本題に戻って「伊勢原市内周遊」。伊勢原市南部地域の沼目地区に滞在中です。

 沼目を流れる小河川沿いの土手に咲いていた「河津桜」。


 大山を背景に見事な並木道を形成していたのですが、数年前に全て伐採されてしまいました。

 

 在りし日の優美な景観を再掲して、さらにもう一枚。

 色々様々な事情があるのでしょうけれど。春の風物詩が一つなくなってしまったことはとても残念ですね。

 

 そして、沼目を訪れて忘れてならないお寺が

 真福寺。

 

 取り立てての特徴のないお寺さんに見えますが、こちらは「相模國二十一薬師 第二十番札所」となります。

 遡ること三年前に「新西国相模三十三観音」・「相模國二十一薬師」を立て続けに巡礼した私、延べ54寺のラス前の札所として個人的にとても印象に残るお寺さんに。

 

 というのも、自宅から最も近い巡礼寺ということが大きいものでして(笑)。

 

 次回は沼目地区を離れ、平塚との市境近くへと進みます。

 

 ※「印象に残る」つながりで。

 大山を背景にしての1本桜。

 その見事さでいうならば、私は「平塚市 塚越古墳」の桜が最も印象に残る1本です。