朝起きると次男が眠そう。
「お父さん、夜、凄かった....」
イビキで寝れなかったらしい。
ごりっぴぃは久々に寝れた。
佐渡のDNAがこの場所で安泰しているのだろうと勝手に納得。
旅館からの眺め、素晴らしい....
朝7:30に朝食。
程よい量、ご馳走様でした。
チェックアウトして両親を迎えに行く。
今晩のホテルはおそらく佐渡で1番豪華だろう。
日本海に沈む夕陽が素晴らしいとの評判。
それは今日の夕方に証明される。
とりあえず両親を連れて真野湾を一周
こんなところにバス停がある。
小木に着いたらこれ、タライ舟。
佐渡はこれでしょ。
山田邦子さんも乗られている。
船頭さん(女性)に乗せてもらう。
なかなか面白いアトラクション。
船頭さんは男では風流ではないので女性(60以上のおばちゃん)だけどタライ舟の扱いが上手い。
でも大変だろうな。
礼を言って次の場所へ。
その後昼食場所を探すが何処も見当たらない、小木港でホタテ丼を食べる。
佐渡は14時まわると食べる場所が無くなるので注意です。
そして今回のベストショット(の筈)。
鯉のぼりが海を泳いでいる。
いらかの波じゃなくて本当の海をバックに泳いでいる。
何気ない風景だけど此処に鯉のぼりをあげた人の気持ちがよく分かる。
こういう感性がまだごりっぴぃにはある。
デキの悪い人間だけど家畜でもロボットでもない。
母方の墓前にうかがう。
叔父の墓標には「帝国陸軍○○伍長」と書いてある(ビルマ:現在のミャンマーでKIA(戦死、当然遺骨はない)。
KIAの場合二等兵なら二階級特進で伍長或いは兵長となることが多い。
戦死して二等兵ということはあり得ない。
しかし死んだら階級から解放されてもいいのに...
花とお線香で不義理を詫びる。
叔母の墓は花は無く墓標のみがある。
あれから7年、寒い日も風の日も寂しかっただろう。
花と線香をあげる。
ごりっぴぃのことを自分の3番目の子供のように可愛がってくれた。
65年以上前に父が勤務していた病院。
当然だか当時の雰囲気などあろう筈もない(屋上にはヘリポートもある)
おそらく此処で両親の馴れ初めがあったと邪推するが2人とも口が硬い。
それは2人の秘密として天国に持っていくのだろう。
ごりっぴぃも野暮は聞かない。
ホテルに到着。
夕陽が綺麗だという。
次男がカメラに興味を持ち始めた。
こんな感じ
なんかピントと露出がビミョー
ホテルのロビーでは佐渡おけさでみんな楽しんでいる。
その後、日は沈んで暗くなる。
夕食の料理も美味しい。
老いた両親も元気でよかった。
ごりっぴぃは調子に乗って日本酒の飲み比べ。
その後ライトアップされた北沢浮遊選鉱所跡に行く。
10年ぶりだけど夜は初めて。
明日、改めて行ってみるか。
その後次男が星空を撮りたいと。
三脚とカメラ、レンズを持って外に出る。
星が綺麗。
星座の配列は数万年前と変わらないのに地球は様変わりしている。
まして人の心なんてなんと軽いものなのか。
夜空を見ると絶望感すら感じる。
ごりっぴぃが死んだ数万年後も星座の配列は変わらないだろう。
次男は星空に結構詳しい。
親なのにそんなこと知らなかった。
ASA感度、絞り、バルブの解放時間を2人でいろいろ試行錯誤。
一応北極星を中心に星達が同心円で僅かに動いている。
夜は寒くなったので24時過ぎにホテルに戻る。
大欲情じゃなかった大浴場は終わっていたので明日に備えて寝る。
今晩も大イビキで次男は寝れないだろう。
ご愁傷様。