カメラの機種改変中
メーカー(キヤノン)は変えずEOSの一眼レフ(EFマウント)からミラーレス(RFマウント)にした。
ミラーレスによりショートバックフォーカス化でレンズの小型化が可能になったらしい。
EF16-35mmからRF15-35mmの比較
なんか大きくて重くなっている...
フィルター径は82mmで同じだけどフードは専用設計。
EF28-80mmとRF28-70mmの比較
どこが軽量化だ?
もう冗談にもならない。
ほぼ同じズームなのに中型カメラみたい。
このレンズはスナップ写真用ではなく真剣にポートレートを撮る為に開発されたんだろうけどこんなレンズむけられたら皆んなドン引きだろう....
最後に望遠ズーム
40年前以上前に買ったFD100-300mmとRF100-500mmの比較。
FD100-300はワンリング(ズームとピント合わせが同じリング)で使いやすかった。
ミラーレスで軽量化というのはあまり実感しない。
しかしレンズ・ボディでそれぞれ手ぶれ補正ができるので以外とよく撮れる。
それにしてもキヤノンのミラーレスになってからのRFレンズ達は総じて大きくて重い。
そして高価い....
気軽にカメラを持ち出して撮影しようと言う気にならない。
マウント径も大きいのでレンズが大きいのはしょうがないし、それゆえにF値の明るい高画質のレンズが設計できるのもわかる。
しかしそれを差っ引いてもこの大きさと重さは犯罪レベル....
いろいろ調べてみるとこのRFマウントは一部に不評で長年のキヤノンユーザーが他メーカー(ソニー)に乗り換える人が多い。
確かにソニーは高画素数でたくさんのレンズ群が選べるし、カメラ本体もコンパクト。
ごりっぴぃもキヤノネット、FD時代からのキヤノンファンでなければソニーを選んでいたかもしれない。
スマホ全盛の中、キヤノンは本気で写真を撮りたい人間にのみ、このRFレンズを用意しているのだろう。
キヤノンはソニーに比べて画素数が少ないが綺麗な写真が撮れる気がする(個人の感想です)。
今のキヤノンは来るべき2024年パリオリンピックで多くの報道カメラマンに選んでもらい、決定的瞬間を自社のカメラで撮って貰う事だろう。
(F-1 50mmf1.2 1984年ロサンジェルスオリンピック仕様)
それがキヤノンの生き残り戦略。
だから今は高性能だけど無骨で大きなレンズ開発・生産に特化してるのだろう。
しかしこの大きさでは戦場カメラマンに使ってもらえないぞ。
昭和のキヤノネットやAE-1、
平成のEOS kiss のように軽くて安い
皆んなのカメラを令和の時代に作って欲しい。
F-1よりAE-1の方が楽しくていい写真がたくさん撮れた。
スマホに行ってしまった皆んなをカメラに呼び戻すには高くて高画質なカメラではなく写す喜び、写される楽しさが体感できるカメラではないだろうか?
昭和36年製のキヤノネットはフィルムがあればまだ写せる(筈)。