「お義母さんは、家族ではありません!」 | 義家の人たちとアタシ

義家の人たちとアタシ

長男の嫁として義家に馴染もうと歩み寄りましたが、義弟が結婚してからは、
義弟嫁を「長男の嫁と違って、いいお嫁さんだ」と、べた褒めする義家の人々。

歩み寄りをやめて9年後アタシの『大!?逆転』が待ち受けていようとは!?

そのいきさつを綴ります。


『家族の力』

読売テレビ開局55周年記念のテーマになって、番組によって『家族』を取り上げられている。

今日、『家族』をテーマとした某番組を観ていると、出演者の方が、「親がいて自分がいる、親が亡くなっていても家族」の旨のコメントをされた。

それを聞いた、いのぶ、

「離れていても、親も家族やねんで」

と、アタシに言った。

看護婦時代の話に遡るが、半年間だけ脳外科病棟に手伝いに行っていたことがある。

70歳代の女性、川崎さんという患者さんが、脳梗塞(言語障害・半信麻痺)で、総室に入院されていた。

ご主人様は亡くなられ、息子さんご家族と同居されていたが、ご家族の方々のお見舞いもなく、息子さんがたまーーーに来られていただけ。

同室の患者さん方々への面会があるたびに、川崎さんは寂しそうな目をされていたのを、今でも覚えている。

「着替えがありませんので、持ってきてください」

「洗濯物がたまっているので、取りに来てください」

の、連絡をしない限りは、『お嫁さん』は病院には来られなかった。
来られても、すぐに帰られていた。

看護婦長さんが、「お忙しいでしょうが、ご家族でおられるのですから、時々はお見舞いに来てあげてください」と、お嫁さんに言われた。

婦長にお見舞いを促された、お嫁さん、

「お義母さんは家族ではありません!」

と、キツく言われたと、ナースステーションでぼやかれ、「あんな気の強いお嫁さんだったら、川崎さんが可哀想やわ」とも言われていた。

婦長も独身。

アタシの母ちゃんは、舅・姑に仕えなかった、と言うか、父親に嫁いだ頃には既に他界していた。

なので、アタシは『嫁姑関係』が、どんなものか?!すら解らず、ただ、「川崎さん宅のお嫁さんはなんと、冷たい嫁か!アタシが嫁なら、毎日のように『お義母さん』の様子を見に行くけどな」と、思っていた。

が、

嫁になり、川崎さん宅のお嫁さんの「お義母さんは家族ではありません!」の思いが解る。

いのぶに、「ジジババは家族とちゃうし」と、言い返した。

また、論争にエネルギーを費やしたくないから、いのぶに聞こえないように、ちっちゃい、ちっちゃい、声で。(笑)


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