ミッちゃんのワンマン・ショーは新ジャンル?



三連休の初日、清水ミチコさんのライブが地元静岡の、静岡市民文化会館で行われました!

2022年の秋以来、2回目の参戦になります。


お母様が静岡出身ということもあり、とても静岡には親しみを感じておられるようです。また、リップサービスもあると思いますが(笑)、とても静岡のお客さんは暖かいとおっしゃってました。



さて、ミッちゃんの場合、単純に「ライブ」と呼ぶべきか、「お笑いライブ」と呼ぶべきか、「コンサート」と呼ぶべきか、はたまた「ワンマンショー」と呼ぶべきか、「リサイタル」と呼ぶべきか少し悩みますね。

新しいジャンルとも言えるんじゃないかな。


というのは、矢野顕子さんがMISIAに提供した「希望のうた」や、ユーミンバンバンに提供した「いちご白書をもう一度」など、モノマネですが素晴らしい歌唱力でフルコーラス歌いあげてくれるし、

それに聞けそうで聞けない、曲の作者のセルフカバーのモノマネ、というオリジナリティも含んでいるんです。ピアノの弾き語りも相当な腕前です。



Beyondモノマネ芸に大爆笑!



勿論、純粋なお笑いネタとしてのモノマネは超笑えるし、なにしろ似てるんだ、これが!文句なく一級品です。替え歌のセンスも抜群です。また、そのMCではお客さんを煽るし、ホール全体の一体感や参加意識を引き出すことにも余念がありません。


映像の活用も爆笑を誘います。ミッちゃん本人出演の野外ロケや、鶴太郎さんやタモリ(ニセモノ)さんとの絡みがあったり。


ネタバレになっちゃうので余り書けませんが、

official髭男dismやYOASOBI、The ALFEEのネタや、中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」の替え歌、傑出してましたね〜面白いし感心しますし大爆笑しました!政治の風刺も見事です!



其々の世代の歌姫は?



あと、歌は世につれじゃないけど、歌とその時代とその世代を上手く結びつけたり対比したりする目の付け所は、我々のようなシニア世代には特にウケたんじゃないかな。


今、朝ドラで話題の笠置シヅ子さんを1940年世代とすると、1950年代、1960年代、70年代、80年代、90年代、2000年代、2010年代、2020年代の、それぞれの世代ごとの呼び名と代表的歌姫の紐付けと、そのモノマネは、なるほど!と思いましたね。


とにかく見どころ聞きどころ笑いどころ満載のエンターテイメント、大満足の2時間でした。次回も絶対行きたいと思います!

以上です。