おはようございます♪
今週もブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます!
今週は、この本をご紹介します♪
予防医学研究社石川善樹先生の本です。
目次
第1章 1日5分の「瞑想」が人生を変える
第2章 時間管理の肝は「睡眠」にあり
第3章 仕事のパーフォーマンスを劇的に高める「姿勢」術
第4章 血糖値を制する者が仕事を制す―「食事」術
第5章 疲れない脳をつくるための「1日の過ごし方」
「第1章 1日5分の「瞑想」が人生を変える」より抜粋します。
瞑想をするうえで大切なことは、「調身」「調息」「調心」の3つです。
すなわち、 姿勢、呼吸、心を整えるということです。
瞑想の姿勢といっても、特別なものではありません。
座禅のように足を組んでもいいですし、ふつうの椅子に深く腰掛けて、背筋を伸ばしておこなってもいいのです。
さらにいえば、歩きながらやっても大丈夫です。
①調身=姿勢
背筋を伸ばしたら、一度肩を落としましょう。
ふだん猫背の人が背筋を伸ばそうと すると、緊張して肩が上がりがちになります。
そこで、一度肩をすくめるように力を 入れてから、脱力してストンと肩を落とすと、適切姿勢をつくることができます。
椅子に座る場合、両足は床に着けて、両手は太ももの上に置いて両手を軽く握ります。
目は閉じてもいいし、まぶたを少しだけ開く半眼にして、1メートルぐらい先をぼんやり見てもいいでしょう。
②調息=呼吸
5秒ぐらいかけて鼻から息を吸い、10秒から15秒かけてゆっくりと鼻あるいは口から吐きましょう。
③調心=集中・観察
もっとも基本的な調心は、ひとつの対象に集中するもので、「集中瞑想」と呼ばれています。
まだ瞑想をしたことのない人は、この集中瞑想から始めることをおすすめします。
集中瞑想は、自分の呼吸や目の前にある対象物など、ひとつの対象に注意を集中して瞑想をしますが、初心者の人は呼吸に集中するのがいいでしょう。
たとえば、 呼吸の数を「ひと〜つ」「ふた〜つ」と数えていくと、呼吸に集中しやすくなります。
この集中瞑想をすると、自分の意識は次の3つのプロセスを繰り返します。
ひとつの対象(呼吸)に注意を向ける
↓
しばらくすると、つい別のことを考えて注意が散漫になる
↓
再び、対象に注意を戻す
調身、調息、調心。
たったこれだけです。
このなかでもっとも難しいのはわたしたちに馴染みのない「調心」の部分でしょう。
瞑想開始後は、呼吸に集中できていても、しばらくすると別のことを考えて、注意が散漫になる。
そういうときは「あ、まずい」などと焦らず、「散漫になったな」と 自分の状態を落ち着いて観察し、呼吸に注意を戻します。
これができずに心が乱れてしまうと、姿勢や呼吸も乱れてきます。
逆にいうと、姿勢や呼吸の乱れを見ることで、 心の状態を察知することができます。
集中瞑想をすると、脳の「前頭前皮質」という部位が活性化されます。
前頭前皮質は前頭前野とも呼ばれ、集中力、記憶力、意思決定といった認知能力に関係する領域です。
認知能力は「脳の実行機能」ともいわれ、高いパフォーマンスを出すのに大切な能力のひとつと考えられています。
つまり集中瞑想でこの認知能力を鍛えると、どんなときでもさっと集中することができるようになります。
また、土曜日にお会いしましょう♪
安田菜穂
吃音のある方の発声・発音練習をオンラインで!(小学生から大人まで)
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