おはようございます♪
今週もブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます！
今週は、この本をご紹介します♪
著者のジョン・カバットジン先生は、「マサチューセツ大学医学センターのストレス軽減クリニックの創設者として、医師や医療従事者向けのマインドフルネスストレス低減プログラム（MBSR）の指導にあたっているそうです。
目次
第Ⅰ部 今この瞬間の開花
第Ⅱ部 マインドフルネス実践の基本
第Ⅲ部 マインドフルネスの精神をもって
「第Ⅰ部 今この瞬間の開花」より、2か所抜粋します。
マインドフルネスは、仏教瞑想の心と呼ばれています。
基本的に、マインドフルネスとはシンプルな概念です。
そのパワーは実践と応用にあります。
マインドフルネスとは、独特の方法で注意を払うことです。
意図的に、この瞬間に、判断をせずに。
このように注意を払うことにより、今のこの瞬間に存在する現実に対し、より大きな気づき、明晰さ、受容が育まれます。
私たちの人生が、その一瞬、一瞬にのみ展開しているのだという事実に気づくことができます。
こうした瞬間の多くに完全に存在していなければ、人生における最も重要なことを逃してしまうだけでなく、成長や変容に対して私たちが持っている豊かで深みのある可能性を自覚することもできなくなってしまうでしょう。
今の瞬間に対する気づきをきちんと持っていないと、たいていの場合に根強い恐れや不安感から突き動かされる無意識や自動的な行動、振る舞いによって、必然的に他の問題までも作り出してしまいます。
こうした問題は、注意を向けないでいると時間とともに増大していき、ついには行き詰まった感じや、感覚が麻痺するのを感じるようになります。
そのうちに、より満たされ、幸せで、ひょっとするとより健康的にさえもなれる方向へと自らのエネルギーを向け直す能力が自分にはないのではないかと、自信を失いかねません。
マインドフルネスは、シンプルでありながら力強い方法で、私たちを行き詰まりから解き放ち、自分の知恵や活力と再び触れ合えるように戻してくれます。
マインドフルネスとは、家族とのかかわりや、仕事とのかかわり、広い世界や地球、そして最も根本的なところで、人間としての自分自身とのかかわりを含む人生の方向性や質に対し、舵取りをする一つの方法なのです。
呼吸は、あなたをとの瞬間につなぎとめ、心がさまよい始めたら引き戻すための錨索として、 意識を集中させるのに役立ちます。
呼吸はこの目的を非常によく果たしてくれます。
本物の 「協力者」となり得るのです。
意識を呼吸に向けることで、私たちは今ここにいるのだから、どうせなら、それが何であれ、今起こっていることのためにしっかりと目覚めよう、と思い出すのです。
また、土曜日にお会いしましょう♪
安田菜穂
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