黎明塾『新時代の人間学講座』

第3回☆奇跡の原点

(セイジバージョン)

2020/10/24配信

 

 

全文公開

 

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この番組はあなたが望んだ世界の素晴らしさを
より鮮明にするため黎明の時代の人間学を語ります。

あなたはどのような世界を創造して生きていますか?



第3回
【奇跡の原点】

あなたは奇跡と云う文字に何を盛り付けますか?


第3回目からは、テーマを絞り込みます。
今回は「奇跡の原点」について話していきたいと思います。 

奇跡とは、 一般的にミラクルとか
常識では考えられないとか、
不思議な出来事、
非日常的な現象や、マジックなどの様です。


黎明塾として奇跡をどう捉えているのか。

今、インターネット上などで スピリチュアルなどと称する業界の人が数多くいます。
そういう人たちが奇跡とは何かを解説しています。
これらの基本的な内容をベースに…
黎明塾としての立場で解説したいと思います。

基本的なことは、 
朝目覚めることができたとか、 
今日も日が昇るとか、 日常のすべてが当たり前ではない。
そのような解釈が数多くあります。

 


有難いこと。

 


奇跡とは有難いこと。有ることが難しい。その反対が、当たり前。
この様な解説は、インターネットや、色々な書籍にも書いて有ります。

黎明塾として、その奥に進みたいと思います。
一歩進んで行きましょう。

奇跡とは有ることが難しいこと。それが、有難う。
これを一歩進めていくのが黎明塾という存在です。


有ることが難しいとは、何を指しているのか。

本来、学問的なものでは有りません。
学問的と云うのは頭で考えた有難うです。
有難いという言葉から感謝になる。
当たり前から感謝は生まれない。

 


良いことを言っていますが…
それが一体どういうことかを追求するのが黎明塾の講座です。


皆さんに対して、感謝の気持ちを持ちなさい。
その様な道徳的なことでは有りません。
頭で考えた感謝は真の有難さではないでしょう。


本来、有難いものであっても、真の有難うから遠ざかります。
頭で考えた知的な「有難う」
これは、本当のありがとうでしょうか。
そこに感謝は生まれるでしょうか。
この点を考えて頂きたいのです。

朝、目が覚めて有難い。空気が吸える。朝ご飯が食べれる。
お父さんとお母さんがいる。太陽が昇った。ありがたい。
感謝しなさい。その様に頭で考えたありがとう。
これが本物の感謝かどうか。

これらは知的に捉えた有難うに間違いないです。
頭で考えて有難う。

そして、断片的な有難う。

そこを超えた本質的な有難うを考えましょう。
奇跡とは、どの様なものでしょうか。


現在、インターネット上などで、見当たらないことは、
自分という存在についてどう考えているか。
この点が見当たりません。

自分という存在。 
自分の存在は当たり前か、自分の存在は奇跡か。
この観点が見あたりません。

例えば太陽が昇って有難い、これが奇跡です。
それ以前に自分の存在が当たり前なら、奇跡と言えません。
断片的な感謝になります。
これは有難い。これは有難くない。その様な存在になります。
断片的な存在が本当に有難いでしょうか。

有難い存在は、自分自身の存在に対して奇跡。ここから始まります
自分自身の存在が奇跡。
これは自分を自分だと認識していることです。
ここに奇跡の原点があります。

自分の存在が奇跡ならば、自分の認識するものは全て奇跡です。
ここに感謝の心が宿ります。
 
感謝とは自分が認識出来るもの。自分が認識しているもの、

目に映るものすべてに対して宿る心。
より正確に言えば、すべての存在に対して有難う。

自分が存在を認識する。原点は自分自身です。
これが奇跡の原点です。 
自分を自分自身だと認識していることが出発点です。

有難いものと有難くないもの
その認識からは、断片的な有難うになります。
断片的な有難う。これは有り得ません。
すべての存在に対して有難う。
それは自分が自分に対して認識していることから始まります。

存在そのものが奇跡か当たり前か。
有難い存在であれば奇跡の連続です。
ひとりひとりが自分(起点)を認識していること。
自分で自分のことを認識していること自体が奇跡です。
それが奇跡の原点…。


これが原点。
この原点から色々な出来事が広がっていきます。

単純に言えば、 

自分のことを認識していなければ出来事を認識出来ないことになります。
出来事を認識しているのは、自分を自分として認識していること。
これが、すでに奇跡であり、原点です。 
このことを知的に整理出来れば、その後は感覚的にどこまで捉えていくか。
この奇跡の原点を理解していたら、争いはありません。
誰かを見下したりすることもないです。
人としての原点です。

自分の存在はありがたい。

この感覚を掴めば人の価値が分かっていくようになります。
自分の価値、自分の存在の有難さが分かったら、
人の価値を感じていく。
人の価値を捉えるようになります。
自分と他人の存在は同じだと分かる様になります。

今回の講座は、奇跡の原点がテーマです。
あなたの世界の出発点自体が奇跡の原点です。
それは自分自身の存在です。

言葉を付け加えれば
世界を創造している起点の存在が奇跡の原点です。

自分自身の価値が分かれば、他人の価値もわかる。

自分に対する認識をありがたい存在だと、かんじたら他人もありがたい。
自分以外の存在もありがたい存在だと実感します。
すべての存在が奇跡。
それぞれのかたが奇跡の世界を展開させていることを感じ取る第一歩です。

この感覚を得るには、断片的な感謝では無理です。 
存在そのものがありがたい。その出発点は自分を認識できていることが前提です。 
世界を認識するための起点があることです。
自分を認識出来て世界を認識出来る。
ここに感謝の心が宿ります。

自分の存在に対しての感じ取り方で 
感謝の取り扱いが変わります。
頭で考えた感謝は、それは言葉通りに過ぎません。

今、奇跡の原点に気づいたなら、
それはまだ感謝の心を体得出来ていないということです。
感謝自体が腑に落ちていないのです。
頭で分かっている方は多いと思います。

感謝。これは良い言葉だと感じます。 
なぜ良い言葉だと感じるかと言えば、感謝を心の奥底で分かっているからです。

すべての存在を
奇跡の存在だと捉えた瞬間から一般的な不安や悩みは小さくなります。
悩みや不安などの存在に対する捉え方で、
奇跡の原点、感謝に対する修得度が分かります。

頭で分かるのではなく感じ取ることが大切です。
その感じ取り方の度合いで悩みの人生を送ったりとか
愚痴や不平の人生を送ったりとか、自分の存在に対してどう感じているのか。
人生とは、感謝の心、奇跡の反映です。
すべては自分が作った世界に過ぎません。

今回の講座で
不安が安心に変わり、安定する人生へのヒントになれば幸いです。

人間は、人生の歩みの中で大きな波を作って落ち込んだり喜んだりします。

今回のテーマ、奇跡の原点。
この感覚を言葉で捉えるには無理があります。
自分をどう捉えたか。

それによって他人に対して自分がどう見ているかの判断が出来ます。
他人を軽く見ているということは
自分自身を心のどこかで軽く見ていることになります。
自分に対して感謝の心があれば、他人を軽くみることが不可能になります。

自分も他人も素晴らしい存在。
社会も素晴らしい。
素晴らしい人生は実現可能です。

不安や、心配事など、いろんなことで一喜一憂することは各自の自由ですが
この奇跡の原点を捉えれば楽な人生を歩むことになります。
安定した人生です。
自分対、他人で物事を捉えていく。
自分は自分。
他人がいて、自分と他人の関係は、
自分を基準に
この人は自分より優れているとか劣っているとか、

他人と出会ったら誰もが感じます。
その感じかたが良いのか悪いのかを別にして、

それは自然な形で感じ取ればいいでしょう。
色んな人に対して、色んな感じかたがある。
それをベースに自分に対して自分がどう感じているか。
背景に何があるかなどの点に於いてこの奥があるのですが、
今後の講座にてお話し致します。
今回の講座が初級講座の核になります。

最後に
基礎講座のワンポイントアドバイスですが、
本日の講座で
今、生きていることが感謝だ。命があることが原点だ、
その様なことを言っているのでは有りません
この点を間違えないで頂きたいのです。
あくまでも自分という認識。

自分で自分のことを認識していることが原点です。
あなたの世界を創造する起点の存在です。
この点が大切なポイントです。 

今回の講座は、以上です

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