日本の誇りを語るvol.1
本来的に、忠臣蔵は国民に受ける物語です。
その理由はたったひとつなんですよ。
山鹿素行の教えの中で(武士は)農工商の手本となれ!
武士は政(まつりごと)をするんでね。今で言う政治家です。
政治家であったり官僚であったり。
山鹿素行は、農工商の手本となれ。この国を守る役割が武士にある。
(武士は)手本となれという教えなんです。
忠臣蔵はそういうのが日本の心の反映と言われるところなんで、
武家の倫理観の中で受けたものではありません。
大衆に広がったものが忠臣蔵です。
大衆に受ける物語。これが忠臣蔵です。
本物の元禄赤穂事件が国民の間で広がるということは、
国民をもっと大切にする政治家。これが求められる。
国民を大切にする。これがこの国の根本です。
これを山鹿素行が明確に書いています。
山鹿素行になぜこだわるかといえば、
赤穂で書いた山鹿素行の代表作「中朝事実」
これは日本の国の形を書いたもので、国の歴史を紐解いて
このような国ですというのを明確に書いた日本で初めての方です。
それを赤穂藩浅野家の子どもたちに教えて、
(中朝事実は)子どものために書いた本で…
(これを子どもたちに教えて)
その子どもたちがこの国を守るために立ち上がった出来事が元禄赤穂事件です。
その護るというのは、国民のために政治はあることが根本です。
特に赤穂は忠臣蔵を受け継ぐ町なので
赤穂義士の心(精神)を受け継ぐ義務がある土地だと思っています。
だから言い続けようと思います。
どういう時代であっても国民を守れない国なら必要ないので、
これを明確に教えたのは山鹿素行です。
それを実践したのは、赤穂の大石内蔵助をはじめとする家臣です。
以上、第1回新生忠臣蔵座談会より…
なぜ、この時代に生まれてよかったのですか?
なぜ、日本に生まれてよかったのですか?
わたしたちは、なぜに答えることが出来ます。
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