1960+(50代3人による暇つぶしのお供) -67ページ目

1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

玉下奴郎とその仲間たち、計3人のブログ。 音楽、映画、書籍、時事などなど、50代(1960+世代と呼ぶ)にまつわる話題をつらつらと。「暇つぶしのお供」にどうぞ。

先日のアナログ・レコードの購入タイトルの報告。
後半の5枚です。
records-2.jpg

■Philip Bailey「Chinese Wall」(1985年)
 EW&Fでファルセット・ヴォイスを聴かせていたPhilipのソロ。
 フィル・コリンズとのコラボで大ヒットした「EASY LOVER」を収録。
 購入したのはCBS SONY国内盤オリジナルの28Ap 2943。
 時期的にCDとの過渡期で、当時はCDを買っていました。

■OLIVIA NEWTON JOHN「詩小説」(1975年)
 はっきり言って、ジャケ買いです。
 GREATEST HITSなので知っている曲満載なので、 たまぁに行うDJの時の意表を突くネタに使ってみます。
 購入したのはEMI国内盤オリジナルのEMS-80960。

■YMO「AFTER SERVICE」(1984年)
 YMO最後のLIVE盤。これも発売した時期がCDとの過渡期だったので、
 当時はCDで購入。今回のはALFAのオリジナル盤 YLR-40001&2。
 初回版のレッド・ヴィニール、カスタム・レーベル仕様。
 今回の10枚の中で、一番の戦利品!

■JOE SAMPLE「渚にて」(1979年)
 フュージョンBAND“クルセイダーズ”のキーボディスト、JOE SAMPLEの代表作。ソロ代弾。
 購入したのはコロムビア国内盤のオリジナル YX-8159-AB。

■CHUCK BERRY「GREATEST HITS」(1964年)
 YMOの購入に匹敵する今回のお宝。
 なんとUSA CHESS盤のオリジナル。CHESS-1485。
 さすがに盤面の汚れが目立つけど、 別にコレクターではないので、聴ければ幸せ。
 Good Old Rock'n Rollの真髄は、やっぱりレコードで聴きたい。


今回の購入LPは以上の10点。
渋谷の中古屋さんで約1時間、
ひたすらレコードが収められている段ボールを1枚1枚チェックしました。

前回のブログでも書いたけど、出会いが醍醐味です。
実際ににはもう何枚か選んだけど、最終的に購入したのがこの10枚。
これでまた一ヶ月くらいして同じお店に行っても、出会うレコードは違うのが楽しい。

嗚呼、でも休日に磨いて針を落とすのはDQ VIIより後がいいのかなぁ...。


  wrote by 玉下奴郎
先日の1961_TMさんの『喫煙者の矜持』にシャレで返します。
そもそも「矜持」なんてカッコよくて深い言葉なんで、どんな言葉で返そうかと思って・・・。

1961_TMさんも書いてた通り、思春期時代の映画やテレビでのかっこいいタバコのシーンが
吸うきっかけだったことは言うまでもない。
僕はその頃からそんなにタバコがすきではなかったのだけど、
友人たちはこぞって映画やテレビのシーンを真似ていた。
今から考えると70年代は、まさに「タバコの時代」だったのかもしれない。
で、いろいろ思い出して、音楽もやっぱり「タバコの時代」だったうらづけを以下に。

「スモーキン・ブギ」  ダウン・タウン・ブギウギバンド


「煙草のけむり」  五輪真弓


「うそ」  中条きよし


「煙草のけむり」は73年、「スモーキン・ブギ」「うそ」は74年、ぼくらがまさに中学生の頃のだ。
きっと世の中タバコで溢れていたんだろう。
その頃の僕らにとって、音楽も、映画もTVも、まさにタバコの教師だったに違いない、なんちゃって!


  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.3kg 血圧:上157 下117
         ※体調不良のため食欲なし
僕が片隅に属している(?)業界では、独特の言葉がある。
例えば、「シータク」「シーメー」。
シーメーは、ギロッポンにシータクで。

みなさんもこれくらいならわかりますね。
「六本木までタクシーで食事に行きましょう」という感じです。
とんねるずがテレビで連発したことで一気に広まったとか、そうでないとか。

まぁ、この業界言葉はあまり美しくないので、飲食店でのお話。
みなさんは帰り際に何と言いますか?
まさか「おあいそ!」と言ってはいないでしょうね・・・

「おあいそ」というのは、ネットで検索すると
お店側が「お愛想がなくて申し訳ありません」とへりくだりながらお勘定書きを出したことに由来するとある。

でも僕が大学時代、バイトをしていた寿司屋の親父さんから聞いたことはちょっと違った。

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日本人は直接な物言いを嫌う気質があって、そういう言葉は
店主が奉公人(店員)にお客様へのサービスを「わからないように」指示するためにあるんだよ。
未熟な奉公人には指示をしなくちゃいけないが、それをお客様にわかるように言ってしまっては
せっかくお食事を楽しんでいただいているお客様に失礼だろ?
それが、野暮ってもんだ。
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例えば寿司屋の醤油は「むらさき」と言う。
「おーい、むらさき!」とオヤジが言うときは、
「お客様の醤油が切れそうだから、新しい醤油さしに代えなさい」という指示。

「おーい、あがり一丁!」と言うときは、
「お客様は食事が終わりになるからお茶をお出しして」ということ。

で、「おあいそ」。
まだお客商売に慣れていない店員(または丁稚)に
「ちゃんと、ありがとうございました。またお越しください。というようにお客様にお礼を言うんだよ。」という教え。
つまりこの場合のお愛想は、媚びるということではない。
しっかりとお客様に感謝の気持ちを伝えようという意味なのだ。

うーん、日本語って、いいねぇ。粋だねぇ。
これを「メイドインジャパン」と言ってしまったら、こじつけが過ぎるかもしれないけど、
日本人の美徳を感じるなぁ。

だから決して、お勘定をしてもらう僕たちが「おあいそ」と言ってはいけない。
それは、「感謝して、お愛想を言え」とお客である自分から強要していることになるのだから。


先日、とある有名な回転寿司に行った。
タッチパネルで注文できる最新鋭のシステムがあったのだが、
会計のボタンが「おあいそ」と表記されていて、
そのボタンを押すと店員さんが飛んできて(店員&アルバイト教育がしっかりしているんだなぁ)
元気な声で、
「お待たせしました! おあいそで、よろしいでしょうか」・・・とほほ・・・


  wrote by 1961_TM
先日の日曜日、ちょっと空いた時間に渋谷の中古レコード探索。
以下がその時の戦利品です。
records-1.jpg

古今東西の名盤をランダムに買いました。
古本屋さんとか中古レコード屋さんの楽しいところは、出会いがすべてという点です。
セコハン(死語?)がダメな人には伝わらないかもしれませんが、
普通の本屋さんやCDショップでは味わえない、
「おお、ここでこいつに出会うとは...!」的な偶然の必然みたいな感覚。
特にレコードは学生時代に買えなかった作品や、
CDで買っちゃったけどオリジナルはアナログだったもんなぁ...
みたいなのに出会うと買っちゃいます。
(コレクターズ・アイテムのような高価なものは手を出さないけど)

ではざっとタイトルを列挙すると...、

■「Emerson, Lake & Palmer」 by Emerson, Lake & Palmer(1970年)
 プログレの雄、EL&Pのデビュー・アルバム。
 今回購入したのはWarnerから発売された国内盤オリジナルのP-8033A。

■「コモドアーズ」by コモドアーズ(1977年)
 まだライオネル・リッチーが在籍をしていた頃のアルバム。
 彼らにとっての5枚目の作品。購入したのはMOTOWN US盤のM7-884R1。

■「PRIVATE EYES」by ホール&オーツ(1981年)
 13枚目にして初のプラチナ・ディスクに輝いたアルバム。
 購入したのはRCAから発売された国内盤オリジナルのRPL-8090。

■「The Dark Side of the Moon」by PINK FLOYD(1973年)
 彼らの7枚目のアルバムにして、ビルボード・チャートの200位以内に
 15年間(741週)に渡ってランクインした歴史的作品。
 これまでにも3枚くらいレコードを持っているけど、
 あるとつい買っちゃう。今回のはUS HARVEST盤のSMAS-11163。

■「元気です。」by 吉田拓郎(1972年)
 多分、拓郎のアルバムで一番有名な作品じゃないでしょうか?
 何度か再発をされたレコードだけど、運良くオリジナル盤SOLJ 30-ODを購入。

今回の戦利品は全部で10枚。
先ずは前半5タイトルの報告でした。

でも未だ磨けていないんだよなぁ...。


   wrote by 玉下奴郎
すいがら

この写真は僕が使っている駅の近くにある駐輪場で撮ったもの。
喫煙者として、とても悲しくなる。
これからぎゅうぎゅうの満員電車だから、その前に一服、という気持ちはわかるけどさ。

捨てるなよ!
これだから喫煙者って、イメージ悪いんだよなぁ。

僕たちがタバコを吸い始めたのは、思春期にちょい悪イメージ(いわゆるつっぱり)に憧れたからと言っていいだろう。
映画やテレビで、クールな兄さんやちょい悪オヤジが、くわえタバコ、なんてシーンがあったりして。
 (だからいまは喫煙シーンがほとんど無くなった)
吸い始めの動機が、そういうイメージ的なところだったから、
喫煙者の多くは、決して品行方正くんではなかっただろう・・・少なくても僕はそうだった。

でも、いまの時代、喫煙にはマナーが求められていて、
僕たち喫煙者はどんどん喫煙場所が狭められたり、無くなったり・・・
喫煙場所が設けられているタバコ屋さんには「ありがとう!」と言いたくなる。

でも、街を歩けば、いまだに吸い殻が落ちている。
昔に比べたら少なくなったかもしれないけど、落ちているものは、落ちているんだ!
タバコ屋さんの喫煙場所も、吸い殻が散乱しているなど、いろんなクレームで撤去が相次いでいるという。

これは喫煙者は自分で自分の首を絞めているってこと。
路上禁煙の小路で吸うなとは言わない。(ほんとはダメだけど)
少なくても携帯灰皿は持っておこうよ。

ちなみになぜ吸い殻を踏み潰すか、知ってます?
火を消すのはもちろんだけど、「無かったこと」にしたい心理が働いているそうだ。
歩きタバコがわかりやすい。
ポイッとして踏みつぶすと、その瞬間に視界から消え、振り返らない限り、吸い殻は見えない。
つまり、タバコのポイ捨ては「無かったこと」になるというのだ。
30年も前、心理学の授業で聞いた話だが、いまでも記憶に残っている。

僕たちが憧れたクールな兄さんやちょい悪オヤジは、自分の始末は自分でつける男だったはず。
喫煙者の「矜持」なんて言うのもおこがましいけど、ちゃんとしようぜ、ご同類!

さらにちなみに言うと、「愛煙家」という言葉は嫌い。
あまりに喫煙を正当化しているようで気持ち悪いのだ。

  wrote by 1日1箱以上の喫煙者 1961_TM
少し前に、「夢のドリーム????」ってタイトルで、ちょっと批判的に書いた。
少しその反響もあったけど、キリンのキャンペーンは大々的に続いている。

ふーんと思いながらいたけど、一カ月ほど前に玉下さんから頂戴した、CDを聴こうと思い、
手に取った瞬間、ふと思った。
CDのタイトルは「夢であいましょう」。

夢であいましょう?
なんとも素敵じゃないか!文学的じゃないか!


夢であいましょう 夢であいましょう
夜があなたを抱きしめ
夜があなたに囁く
うれしげに 悲しげに
楽しげに 淋しげに
夢で 夢で
君も 僕も
夢であいましょう

作詞は永六輔さん、作曲は中村八大さんのいわゆる六・八コンビが作ったものだ。
「夢であいましょう」は1961年から66年までの毎週土曜日22時から30分、
NHKで生放送されていた番組のタイトルでもある。
このCDは六・八コンビによるその番組の作品集。
「上を向いて歩こう」をはじめ「こんにちは赤ちゃん」や「遠くへ行きたい」「帰ろかな」等、耳慣れた曲がいっぱい。
僕は、この番組を見たリアル世代はないのだけど、なんか心に沁みるんですよねえ。

「夢のドリーム」より、やっぱ「夢であいましょう」の”夢”のほうが、僕にはしっくりくる。
世代のせいかもしれないけど。


さいごに、当の本人の中村さんは以下のことをおっしゃってる。
「僕が曲を作ろうとした場合、一人でも多くの人々に歌ってもらうことを念頭におきます。」

まさにマーケットに共感を得るという作品作りなんだ、これってメイドインジャパンの精神じゃない?
クオリティは、みんな知っての通り、最高だしね。


  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重74.3kg 血圧:上148 下102
村上春樹が3年ぶりに長編小説を刊行する。文藝春秋社からである。
彼の長編は、2010年4月に発売された「1Q84 Book3」(新潮社)以来。


1979年に「風の歌を聴け」でデビューしてから、通算13作目の長編小説。
最近ではノーベル賞の候補に挙がったり、エルサレムやスペインやカタルーニャの文学賞を受賞する一方で、
東日本大震災の義援金として寄付を行ったり、
原子力発電への明確な批判や尖閣諸島問題や竹島問題への言及など、
若い頃のデタッチメントから一転して、社会へのコミットメント(かかわり)が目立ってきている。

偶然というか幸いに、デビュー作からすべての小説やエッセイをリアルタイムで読んでいるので、
今年の新作発表の知らせはとても嬉しい。

余談だけど「1Q84 Book3」の発売広告は、2010年元旦の新聞広告でワクワクした記憶がある。
で、玉下が今回驚いたのは、この“新刊発売”の情報伝達のことである。
たまたま「朝日新聞」だけかもしれないが、(他の新聞を確認していないので)
なんと社会面に記事として掲載されていたのである。
何度もページをめくったが、文藝春秋の広告は掲載されていない。
なにしろ文藝春秋のHPには、
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平成25年2月16日 村上春樹氏 新刊に関するお知らせ
村上春樹氏 書き下ろし長篇小説の4月刊行が決定しました。
詳しい情報は、順次お知らせします。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
…これしか情報が出ていないのだから。

確かに「朝日新聞」は2012年9月の朝刊で、村上春樹のエッセイ“魂の行き来する道筋”を掲載した。
まさに独占記事である。
読み応えもあるし、非常に興味深い内容だった。

でも、4月に発売される新刊の告知が社会面の記事になるってのは、
なんだか腑に落ちない気がした。

いや、楽しみなんですよ!新作が読めるのは…。
ここは誤解されたくないんですが…。


  wrote by 玉下奴郎
玉下さんの『ああ、DQ VII 3D…。』に触発されて、僕もゲームの話。

ご多分に漏れず、スーパーマリオブラザーズに始まったが、
テトリス、ドラゴンクエスト、信長の野望など、超メジャーどころのいくつかをこなした程度だった。

復活したのは、子供たちが小学生になった頃。きっかけは『サルゲッチュ』だった。
 ピポサルをつかまえる(ゲッチュする)のがこれほどに面白いとは・・・
娘、息子、僕の順番で、大ゲッチュ大会を繰り広げた。

そして次に僕たち親子に立ちはだかったのが、『キングダム ハーツ 』。

ディズニーとスクウェア・エニックスのFF(ファイナルファンタジー)の
コラボレーションで生まれたこのゲームは、ディズニーキャラクターが初めて3D CG化されたことでも知られる。
ディズニー映画好きの僕たち親子が、夢中にならないわけがない。

実はドラクエ派として、FF(ファイナルファンタジー)に手を出していなかった僕は
この『キングダム ハーツ 』によって、FFの世界観を知り、
親子3人は、さらにFFの世界にもハマっていくことになる。

敵を倒し、謎に苦しみ、攻略を話し合い、事件を解決し、たまにミッキーに会って歓び、物語を進めていく。
いやはや楽しかった。
必ず3人揃わないと始めないことが暗黙のルールだったが、
唯一、子供たちが眠った後、レベル上げのためだけの地道な戦闘作業が許されていた。

テレビゲームの弊害も注目されていたが、僕はこういう親子のあそび方があってもいいと思っていた。
しかし誤算だったのが、DS、PSPという携帯型のゲーム機の登場だった。
これによってゲームはひとりでプレイするものとなり、みんなのゲームの時間は徐々になくなっていった。

さらに追い打ちをかけたのが、やりたいゲームが、
別のゲーム機、または新型機をプラットフォームとして発売になることだ。
任天堂のファミコン系だったドラクエの新作『ドラゴンクエストVII』(2008年) が、
PS(プレイステーション)で発売されると知った時の驚きと落胆!
そんなに次から次へと新型機を買えるわけないじゃん!
うちはWiiまでで挫折。いまではPS2もWiiもほこりをかぶっている。

テレビがリビングの中心であることは、テレビ登場以来変わってはいない。
僕は、そのコンテンツのひとつとしてゲームは「あり」だと思ってるが、
携帯型のゲーム機の登場で、その舞台はテレビから離れていってしまった。
家庭のゲームから、個人のゲームへ。その流れは残念でならない。

しかもゲームの進化は、美しいグラフィックスにとともに、ストーリーも、操作も複雑化している。
もう、ついていけない。
ゲームは、世界に誇れる「メイドインジャパン」だと思うけど、
僕には「ガラパゴス化」しているようにも感じるんだけどね。

いま僕は、iPhoneで無料の麻雀を時折するくらい。
シンプルなゲームは、ほっとする。

  wrote by 1961_TM
2月16日土曜日、清清しい朝。運動も兼ね早朝の築地へ向かう。
市場に行く前に築地本願寺でひと参り、いや参拝。
今日は本願寺の本堂の後ろから射す太陽の光がなぜか神々しい。
築地本願寺

日の光は眩しいくらいだけど、今日は風が冷たく頬が痛い、手が悴む。
築地の朝は早い。市場の魚河岸で働く方はもちろんのこと観光客や買い物客も早い。寒さが体に答える。
こんな冬の早朝の築地では、「井上」のラーメンが最高!
前回から始めた築地シリーズだけど、今回も皆さんの思い描く築地イメージを裏切ることになるがご勘弁を。

ラーメン「井上」は、市場へ搬入搬出するトラックが行きかう新大橋通り、
喧騒と市場のカオスを引きづる通りの一角に店を構える。
といっても二畳ほどの厨房のみ。メニューはラーメン、650円のみ。
早朝というのに10人ほどの列が作られ、ひたすらラーメンを作る二人の職人を見入りながら自分の番を待つ。
築地場外 中華井上
中華井上のラーメン

甘い鶏がら豚骨の効いたスープにちじれ細麺、直径10センチもあるチャーシュー3枚、
大量のメンマそして秀逸なのは、ネギと貝割れをあえたトッピング。
目の前の出来上がったラーメンをお盆のせ、テーブルへ。もちろん立ち食い。
寒さの中、熱いスープとラーメンを一緒にすする、なんとも旨い!
ラーメンの旨さは、麺、スープ、具(チャーシューやネギ等)が三要素だと思うけど、
この「井上」のラーメンはさらにこの店内、いやいやこの環境が旨さを倍化させる。


最近僕らの間で「メイドインジャパン」論議が熱い。
今の時代、メイドインジャパンの定義はむずかしい。
だけど工業製品だけに論じられることではなく、こうした「井上」のような商品も、りっぱなメイドインジャパンを感じる。
「井上」のラーメンには、ニッポンの職人気質魂、食文化の真髄を感じるのだ。
もちろんこの築地市場そのものにも。
築地場外_もんぜき通り

※「井上」のラーメンについては、麺が柔らかすぎるとか、大量の化学調味料を使っているとか、
否定的な評価が多いのは承知のこと。
けれど、そもそも1960+世代は食卓の真ん中に化学調味料が置かれあらゆるものに振り掛けていた世代。
何をいまさら、と。旨いものは旨いんだ!と強く主張したい!
そもそも、その化学調味料こそ世界に誇るメイドインジャパンじゃないの?


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スライド11  wrote by ランシン

【本日の記録】 体重73.8kg 血圧:上151 下109
「いくらなんでも・・・」
ある日、娘が朝食の手を止めて言った言葉。
PB(プライベートブランド)の食パンがおいしくないと言うのだ。
有名スーパーに行ったらびっくりするくらい安かったので、喜んで買ってきたものだった。

「そんなにこだわらなくて適当でいいんだよ」
これは僕が仕事でクライアントの担当者に言われた言葉。
その後には、「とにかく制作費を下げて」が続く。

一流と冠してもいい企業のPB食品と、一流製造メーカーからのクリエイティブの仕事。
それに公私で接するたびに「クオリティ不要」という言葉が浮かんでしまう。
言いかえれば「安かろう悪かろうでいいじゃん」なのである。
食パンを食べるのもいやになり、仕事にも情熱を持ちにくい。
制作費もダウンする一方だから、なおさら会社の業績も落ちてくる。(涙)


NHKのMade in Japanで「それがメイドインジャパンなのか?」と問うシーンがあった。
あの番組は、日本の品質へのこだわりもテーマのひとつだったと思う。
日本の製品は設計から製造までハイクオリティだから勝ち残れるのだと・・・

でも少なくても僕の周囲では、それを実感できるモノやシーンがどんどん減ってきている。
とても悲しい。

だからPBでも、いい商品を手に入れた時は、とてもうれしいし、
「安い制作費だし、スケジュールはきついけど、いいものを作りましょう」という担当者との仕事は楽しい。
徹夜なんてなんのそのだ。

でも・・・
「組合がうるさいから、残業はできないし、休日出勤もできないんだ」
金曜日の夕方、まだ終わっていない打ち合わせを定時に打ち切りながら担当者が言う。
「だから後はよろしく。月曜日までにやっといて」

その担当者が悪いのではない。
その担当者は、会社の規則に縛られて働きたくても働けないし、
予算的な自由も、権限としての裁量も、どんどん取り上げられているのだから。(かなり擁護している・・・笑)

僕は製造業ではないけど、本当にメイドインジャパンはどこに行くのだろう?
企業を守り、働く人(リストラ対象者以外)を守り、安くて高品質な商品ができあがりさえすれば、
たとえ海外の部品を使って、海外で組み立てられていても、メイドインジャパンと言えるのだろうか。
働く人たちは自社の商品に誇りを持っているのだろうか。
そして消費者たる僕たちは、それを喜びを持って所有できるのだろうか。
アベノミクスでそれは変わるのだろうか。


このブログを読んでくださっているみなさん、
みなさんのメイドインジャパンについてお聞かせください。
できれば、いい話、元気や勇気が出る話がいいなぁ(笑)

いつもとちょっと違って、ちょっと愚痴、ちょっと怒り、かなりの落ち込みと投げやり(笑)
そう、この原稿は金曜日の夜に書いていたのでした。

  wrote by 1961_TM