今回は玉下のタイピングについて...。
若い人が電車の中でスマホのフリック入力(「あ」を押して上下左右に「い・う・え・お」が表示される)を、
信じられないスピードでやっているのを見ることがあります。
(決して画面を見ているのではなく、あくまでも指を見ています...)

少なくとも数年前にはそんな入力方法なんて存在していなかったのに、彼らの順応性には驚きます。
その前でも普通の携帯電話で両手を素早く動かしてメールを打つ女子高生を見たり、
(この場合も指しか見ていません。しかも女子高生と特定する必要もないですね)
とにかくこういう技術の習得はオジサンには真似ができません。
素早くタイピングをする=思考の速度と入力の速度が近づく、という訳ですね。
何かアイディア考えたり、ある程度の長さの文章を書くとき、
当たり前ですが以前は鉛筆とかボールペンで紙に書いていました。
その時に思考の速度と書く速度なんてことは、考えたことがありませんでした。
で、今回の本題。
キーボード入力です。
玉下が高校に入った時、欲しかったもの。
ギターとか据え置き型のカセットデッキとかを思い出すんですが、そんな中にタイプライターがありました。

友達の家に遊びに行ったとき、カセットのINDEXをタイプで打っていたんです。
“おっとなぁ!”な感じでした。
彼はその時、既にブラインド・タッチで視線を紙から動かさず、
つまり指先を見ずに10本の指を軽やかに駆使してタイピングをしていました。
映画を見に行くと、当然の用に外人さんはタイプをブラインド・タッチで打っています。
日本の小説家のイメージは原稿用紙に万年筆ですが、欧米だとなんとなくタイプライターをバシャバシャ...。
「ジュリア」という映画で、ジェーン・フォンダが咥えタバコでタイプを打っているシーンを覚えていますが、
彼女のタイピングはすべて人差し指だった記憶があります。
それでも速い!
その無骨さがカッコ良かった!
とにかく高校に入学した玉下は知り合いから中古のタイプを購入しました。
夜な夜な、持ってるレコードのリスト作りに励んだんです。
タイプする題材はなんでもよく、別に英語のレポートで手書きが禁止されているわけでもなく、
ふと思ったのがリスト作り。
アルバム名・アーティスト名・曲目・作詞・作曲・参加ミュージシャン...。
とにかくジャケットに記載されている文字情報を片っ端からタイピングして、タイプ・ライターに馴染みたかったんですね。
その時に友達から教わったのが指の練習テキスト。
左人差し指が「F」、右が「J」。これがホーム・ポジション。
そこから親指を除く8本の指それぞれの守備範囲をひたすら順番に打つ練習。
これを習得すると憧れのブラインド・タッチが出来る。
結局、数か月で断念しました。
いや、別に指先を見りゃいいじゃん。
そんなに急ぐ必要なんかないし、指をみて速く打てりゃいいじゃん。
そんな感じですね。
時は流れてPC時代の到来。1990年代の中盤くらいかなぁ...。
再び周りでブラインド・タッチが出来る人間と出来ない人間が明確に分かれます。
帰国子女の若いこなんかは、ワープロを打ちながらこちらを向いて、
「玉下さん、そういえばこの前...」と話しかけてくる。
その間に指はキーボードを素早く叩いて文章を打っているのに...。
この時は「もぐら叩KEY」なるPC用のゲームが流行りました。
当然、ブラインド・タッチの練習ソフトです。
でも、この時も習得できなかったんですね。というよりも、高校の頃から大人になっても、
地道な努力の積み重ねで技術を習得するのが苦手だった訳で...。
今も夜中に画面と指先を交互に見ながらこのブログを打っています。
だんだん、思考する速度がタイピングする速度に合わせられている気がします。
遅いじゃん!
【本日の一曲】 「狙い撃ち」by 山本リンダ
1973年のヒット曲ですが、この時の山本リンダは21歳!
今の感覚だと考えられないくらい大人っぽかったなぁ!
※編集人注:玉下さん指定のYouTubeは埋め込み禁止でしたので2011年の動画です。
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wrote 玉下奴郎














