またまた、小生の友人(建築事務所経営)からの相談
平日朝6時過ぎにメールで、
友人:「収入ない人が住宅ローン組むにはどうしたらいい?」
小生:「意味が分からん!詳しい話を聴かせて!」
文体からは、切迫感が・・・
昼休みに、友人と電話にて漸く全容が明らかに・・・
申込人(施主)の属性
・シングルマザー(子供一人)。
・医療関係の国家資格あり、それを活かした職に就いていたが、キャリアアップの為に、今春から大学院に通う(=無職になる)。
・母親(年金受給者)名義の土地に建設し、母親と同居する。
・総費用の半分以上は自己資金で賄い、さらに一定の金額は手元に残し、大学院への通学中はその資金で生活・ローンの返済を行う。
・一度金融機関に相談に行くも、全く相手にされなかった。
小生、第一印象は「ようこんな相談を朝からしてくるなあ・・・」
でも友人からのHELP要請・・・何とかしないといけないなあ・・・
しゃあない。知恵絞るか・・・
この時点での評価ポイントは、
○:住宅ローンの申込金額をフルカバーする担保はある(だろう)。
○:自己資金の投入額と、手元資金残からして、堅実に貯蓄してきた人物と思われる。
×:収入がない=返済能力がない(致命傷・・・)
よって、収入(=返済が滞りなく行うことができる)の問題をクリアしなければ、どうにもなりません。
再度、友人と連絡し、突っ込んだ内容を確認し、以下のことが新たに判明。
・母親は大きな土地を所有しており、今回その土地を半分に分筆。
・半分は勿論、申込人の自宅建設用。
・もう半分は、申込人の妹夫婦が自宅を新築する!!!!!
これしかない・・・
小生、友人に以下の助言をしました。
・申込人単独での借入は不可能。
・いずれにせよ、土地は母親名義で物上保証人になるんだから、母親と申込人の連帯債務にする。そうすれば僅かではあるものの、年金収入は計算できる(完全な無収入ではなくなる)。
・妹夫婦に連帯保証人になってもらう。
申込人の家屋(母親名義の土地+建物)の評価 > 連帯保証額の状態であり、万が一保証履行するような事態に陥った際には、売却による処分・換金を行い、手元に残ったお金は、妹夫婦が頂く(税金の問題はありますが)。悪い話ではないはず。
・貸手の金融期間にとっても隣に住む血縁者が連帯保証人になることは安心材料(モニタリング可能で音信不通になるリスクも極めて小さい)。妹夫婦にしても、隣に住むわけであり、コミュニケーションが密に取ることができ、ある日突然、保証履行になるとは考えにくい。
友人、早速施主家族に上記を提案。
申込人は、自力で借りたい意向が強かったようですが、「妹夫婦に迷惑をかけなければいいじゃないですか」との言葉に頷き、母親とともに、妹夫婦に頭を下げ、上記条件で保証人なってほしいとお願いし、了承を得たそうです。
その後、このプランで金融機関に再度アタックをかけ、見事審査通りました。
勿論、今回も友人にはコンサルティングフィーを請求しているのですが、LINEで、ギョエー!というスタンプを返され、不良債権化しております。
小生のバランスシートに新たな不良債権が仲間入りしました。