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琵琶湖に浮かぶ「竹生島」の霊巌寺秘仏本尊 5/18〜27ご開帳の案内が届きました。本来60年に一度の開帳なので次は13年後という予定を、お寺の開創1300年記念で特別に開扉くださるというかなり貴重な機会です。
さっそく5月19日ご本尊の弁財天さまにお参りに行きました。

今津港から竹生島へ。小旅行の気分です。


竹生島宝厳寺は、724年、聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりとされています。
行基は、早速、弁才天像をご本尊として本堂に安置。翌年725年には観音堂建立を発案し、後年、その遺志を継いだ浅井の大領が千手千眼観世音菩薩像を安置しました。それ以来、天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師なども島に来て、修業されたと伝えられています。
本堂(弁才天堂)
御本尊大弁才天は、江ノ島神社・宮島の厳島神社と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古くに建立されたため、宝厳寺のみ「大」の字をつけ、大弁才天と称することができます。本堂には、左右に鎮座する「宇賀弁才天座像」を見ることが出来ます。よく見ると弁才天の頭頂部に宇賀神が小さく乗り、鳥居が添えられているのが分かります。
また、内陣の壁画は、荒井寛方画伯によるもので正面の壁画を「諸天神の図」、側面を「飛天の図」と呼びます。

堂内では、「願いダルマ」と呼ばれる願掛け奉納をすることもできます。
このダルマは、手に琵琶を持つ可愛い顔をした弁天様です。一つ一つ手書きで描かれているため、お顔が一つ一つ微妙に異なり、表情にもそれぞれ個性があります。笑顔が可愛いのです。ラブ
お願い事を書いた紙をダルマの中に収めて奉納することで願掛けができます。奉納すると「弁天様の幸せ願いダルマ」を模した可愛いストラップ御守が持ち帰れることでも人気です。
そして、内陣にて秘仏の御本尊弁財天さまにお参りさせていただきました。
弁財天さまは高さ約18センチで、腕が8本ある「八臂(はっぴ)」の木像です。制作年代は不明だそうですが、長い時を経たせいか、黒い色をされていました。特別参拝  御守りと数珠を授与していただきました。



不動明王さま
 

三重塔
三重の塔は本来、お釈迦様の遺灰を納めた仏舎利塔を形どったものです。平成12年5月、江戸時代初期に焼失したと言われている「三重塔」が、約350年ぶりに復元されました。

もちの木 
この木は、1602年(慶長7年)、豊臣秀頼の命を受け、普請奉行の片桐且元が観音堂、唐門、渡廊下を移築したときに、記念にお手植えされたものです。
天狗堂

観音堂
御本尊  千手千眼観世音菩薩
60年に一度だけ御開扉される秘仏で、次回の御開扉は本来2037年ですが、今年は開創1300年記念で特別に10月12日~21日開扉されます。
唐門
秀吉を祀った京都東山の豊国廟の正門・極楽門を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたと言われ、豪華絢爛と言われた桃山様式を色濃く残す、貴重な遺構です。最近の調査で、豊臣秀吉が建てた幻の大阪城の極楽橋であると言われ、色彩調査を行い、2020年その彩色を復元されました。

 


舟廊下
こちらも桃山時代に作られたものとされており、豊臣秀吉公が朝鮮出兵に使用した御座船日本丸の船櫓の材料を用いて建てたと言う伝承から「舟廊下」と呼ばれています。

舟廊下
舟廊下は傾斜地に建てられているため、舞台造りが土台に取り付けられているのが特徴。清水寺「清水の舞台」みたいです。
観音堂

都須夫麻神社(つくぶすまじんじゃ)
御祭神市杵島比売命(弁財天)、宇賀福神(白巳)、浅井比売命(産土神)、龍神
四柱の神様を御祀りされております。 
こちらも桃山時代の建築物です。竹生島にある由来は、豊臣秀吉公が元々は京都府にあった伏見桃山城の御殿を寄進したことが始まりです。内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施され、天井画は狩野永徳光信の作と伝えられています。

 


白巳大神
天忍穂耳神社  大己貴神社
竹生島弁財天社
厳島江島神社

竜神拝所
 



竜神拝所にはお願い事を書いたかわらけ(お皿)を投げ、湖岸沿いにある鳥居をくぐると願いが叶うと言われています。


黒龍堂 
八大竜王のうちの黒龍を祀っています。
 

神秘の島 竹生島  何度も訪れたい場所です。


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 明日はきっとハレルヤ飛び出すハート