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今年の特別拝観中にお参りに行きたいと思っていた狸谷山不動院(京都府京都市左京区一乗寺松原町6)へ

「タヌキダニのお不動さん」の名と交通安全・厄よけ・ガン封じ祈願で知られる修験道の寺です。宮本武蔵が心の剣を磨いたといわれる武蔵之滝があり、修行場としても信仰されました。特別拝観期間中は狸谷不動明王御前でその鋭い眼力と洞の神秘を身をもって感じることができます。

狸さんがいっぱい爆笑


白龍弁財天




250段の階段を狸さんに励まされながら登ります。爆笑


最終の階段は男坂と女坂にわかれています。

七福神


お迎え大師さま
階段途中で参拝者をお迎えする弘法大師像。全国を行脚したお大師さんに倣い足腰の健康を願います。たくさんの「健脚わらじ」が奉納されています。


弘法大師 光明殿
堂の周囲には四国八十八ヶ所霊場のお砂踏があり遍路の功徳がいただけます。





三社明神堂
三社明神堂は衣・食・住の神として享保年間木食上人により勧請祭祀されたもの。すべて人は衣食足りて、礼節を知り。住・愛を充足し得てはじめて、満足の家庭を築き、日々を安泰し得るものであると。昔より、三社明神に祈りを込め、家門隆昌・立身出世の霊験により、人々の信仰篤くお百度詣りの信者、後を断たないそうです。


ウスサマ明王
猛々しい烈火で不浄を清浄と化す神力を持つ明王。日々の生活のあらゆる不浄を清める功徳があることから「トイレの神様」としての信仰が篤い。


宮本武蔵修行の滝
慶長9年(1605)、時の剣豪武蔵が吉岡清十郎一門数十人を迎えて山麓「下り松」で決闘に臨むに当たり、この滝にうたれ、修行の末、ついに不動尊の右手に持する降魔の利剣の極意を感得した。敵への憎悪ではなく、己の恐怖、煩悩に打ち克った事を悟ったのである。自信を得た武蔵は悠然と山を下り吉岡一門を一撃のもとに倒した。現在、滝行はできないが己の煩悩を洗い浄める滝である。身・口・意を浄化して不動の活力を授かろうとする信者は絶えないそうです。




本堂
1718年(享保3)木食正禅養阿上人が、狸谷霊山北側斜面の洞窟に石像不動明王を安置しました。その本尊不動明王をお囲みする為、現在の懸崖造りの本堂を昭和61年に建立。洞の神秘に包まれた願力鋭い不動明王のご尊顔を遥拝できます。



堂内写真撮影禁止の為チラシの写真です。
大きな目が光っていてお顔は怖い印象があるお不動さんですが、洞窟のようなお堂の不動明王さまの前に立つと、不思議と生まれる前の母親のお腹の中にいるような暖かく安心して穏やかな気持ちになります。


本堂からの眺めです。


交通安全自動車祈祷殿
戦後まもなく、車社会の到来と共に、京都で初めて災難除けのお不動さんとして交通安全自動車祈祷が始まった。50年以上にわたり「交通安全は狸谷へ」と言われる。




八大神社(京都府京都市左京区一乗寺松原町1)

創祀は不詳ですが、永仁2年3月15日(1294年)に八大天王(はちだいてんのう)が勧請されました。
剣聖宮本武蔵が、境内地である「一乗寺下り松(さがりまつ)」に於いて吉岡一門と決闘し、その決闘の前に奉拝した神社としても知られ、境内には決闘当時の「下り松」古木が祀られています。




詩仙堂(京都市左京区一乗寺門口町27番地)へ
詩仙堂は、江戸時代の文人・石川丈山の晩年を過ごした山荘跡です。四季折々の景色や日本ならではの風情が楽しめる場所として、過去には英国王室チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が訪れたことでも有名です。






圓光寺(京都府京都市左京区一乗寺小谷町13)
圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院。南禅寺派研修道場として坐禅会などが実施されている。す。

本堂前には手水鉢と水琴窟が置かれ妙音を呈し、「十牛之庭」と呼ばれる、池泉回遊式庭園は禅の悟りにいたる道筋を牛を追う童子の様で十枚の絵に表した「十牛図」を題材にして造られています。庭には十牛に因み、牛に見える十の石が配されています
庭園には、洛北で最も古い池と言われる栖龍池があります。



寺内には本尊千手観音像(伝運慶作)が祀られ、円山応挙筆、絹本着色開山元佶禅師像・紙本墨画竹林図屏風六曲・近世初期製作の木製活字五万個(重要文化財)があります。
紅葉が少しだけ残っていました。照れ


今年も後数日ですね。
今日これからも、あなたやあなたの大切な方たちが、穏やかでニコニコ笑顔でご機嫌に過ごせますようにニコニコ

明日はきっとハレルヤ飛び出すハート