浄瑠璃寺

今日もご訪問くださりありがとうございます。


奈良の観光案内パンフレット「祈りの回廊」に載っていた京都府木津川市のお寺の案内が気になり




JR奈良駅から11月土日祝日限定のお茶バス(1000円の地域巡回フリーパス)に乗って




浄瑠璃寺(京都府木津川市加茂町西小札場40)へ

行きました。


寺号は、三重塔の内陣に安置されている薬師如来の浄土「浄瑠璃世界」からきています。梵字の阿字をかたどったと言われる池を中心にして、東に薬師仏、西に阿弥陀仏を配した庭園は極楽世界をこの世に表わしたもので、本堂は横に長く九体の阿弥陀如来を安置しています。平安時代には京都を中心にこのような堂も 30 以上あったと云われますがすべて失われ、当時のまま現存するのはここ浄瑠璃寺だけです。(木津川市HPより)




拝観受付は姿勢の良い猫ちゃんです。爆笑


本堂

九体阿弥陀仏(パンフレットより)

お会いしたかった 神秘的な色彩が美しい 吉祥天女さまラブ
吉祥天女立像(パンフレットより)ご開帳中でした。


三重塔

薬師如来さまもご開帳でした。(訂正しました。)

三重塔に祀られている薬師如来さま(パンフレットより)


庭園
11月の初め紅葉がはじまっていました。

次は再びバスに乗り岩船寺(京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43)へ
寺の縁起によると、天平元年(729)、聖武天皇の勅願によって開基したと伝え、平安時代の本尊阿弥陀如来坐像、普賢菩薩坐像、鎌倉時代の十三重石塔や五輪塔、室町時代の三重塔(いずれも重要文化財)というように、それぞれの時代に優れたものがつくられました。歴史的にも美術的にも、浄瑠璃寺などと同じく南都興福寺の影響を強く受けた寺院です。(木津川市HPより)



本堂

祀られている仏さま(パンフレットより)





三重塔

三重塔内部壁画公開されていました。
色彩が美しく描かれています。ラブ
表と裏で違うんですよ。びっくり












それから巡回バスに乗り、最寄り駅からキッツい登り坂を汗だくになり、心臓バクバクしながら40分歩いて海住山寺(京都府木津川市加茂町例幣海住山20)へたどり着きました。

加茂盆地の北、瓶原を見下ろす山塊の中腹にある海住山寺は、天平7年(735)、聖武天皇の勅願により、東大寺の良弁僧正が開創したと伝えられています。寺の縁起では、寺院建立の折り地面より湧出した十一面観音菩薩を本尊とし、当初は観音寺と呼ばれたと云います。海住山寺の名は、鎌倉時代に寺院を再興した解脱房貞慶が、観音霊場に因んで名づけたものです。
山上の伽藍は、貞慶が復興して後のもので、本堂の傍らにそびえる朱塗りの五重塔は、山並みに映える鎌倉時代の傑作で、国宝に指定されています。十一面観音像や文殊堂、絹本著色法華曼荼羅図、海住山寺文書はいずれも国の重要文化財に指定されています。


本堂








十一面観音様、解脱上人像(パンフレットより)

四天王像(パンフレットより)


文殊堂



本坊



五重塔


三社、薬師堂(開山堂)、やる気地蔵

修行大師、持ち上げ大師、苦ぬき観音苦ぬき地蔵、塔廻輪






下り坂は軽快にお茶畑の間を眺める余裕もありました。





またバスに乗り、JR加茂駅まで行き、歩いて
現光寺(京都府木津川市加茂町北 山ノ上 9 )へ

由緒の詳細は定かではありません。元禄10年(1697年) に再興された時、海住山寺縁起絵巻の詞書撰者である真敬法親王(興福寺一乗院門跡)が落成を賀したこと、正徳2年(1712年) に貞慶上人の五百年忌に際して海住山寺の本堂開帳が行われた時、現光寺の住僧が参詣したことなどは、海住山寺とのつながりのもとで歩んできた歴史を物語っています。(木津川市HPより )




こちらの収蔵庫には本尊の木造十一面観音坐像(重要文化財)が納められています。表現特色から、鎌倉時代後期の造立と推察されています。観音様の坐像は全国にも数体しかなく、珍しいものです。(木津川市HPより)


ご本尊十一面観音様(パンフレットより)



「木津川古寺巡り」お寺や仏さまも素敵でしたが、何より里山の風景が美しく、とても緩やかに時間が流れているような気がしました。ほのぼのしてとても癒されました。巡回バスが運行されたら、また訪れたい場所です。


今日これからも、あなたやあなたの大切な方たちが、穏やかでニコニコ笑顔でご機嫌に過ごせますようにニコニコ

明日はきっとハレルヤ飛び出すハート