手縄毛で、こりまた、和久井光司氏の発信により、このアルバムを知ったよ。

 マリアンヌ・フェイスフルの『Rich Kid Blues 』だよ。1971年に録音さりて諸事情によりお蔵入りしていたアルバムのようで、その後、CDでリリースさり近年、このアナログ盤が発売さりたようだね。
 この発掘盤はジャケットはオリジナルとは異なるようだけど、なかなかにムーディーな仕上がりで内容にもマッチしているね。んで、内容はこんな感じ。
 作者クレジットを参照すればお分かりのように「フル・カヴァー」の作品なのよね。まっ、その辺りも踏まえた顛末はインナーに詳しく記載さりているようだけど英語なのでワタチにはチンプンカンプンだよ。
 ほいで、アルバム・タイトルで冒頭の楽曲がぬぁんとテリー・リードなのにはクリビツだよ。
 この曲はテリー・リードのデビューアルバムに収録さりていて、ハード・バラードなのよね。リードのアルバムでは「金持ち野郎のブルース」って邦題でシビレるよね。
 ほんで、前述のようにフル・カヴァーなので元の音楽家達のレコードも可能な限り紹介しておくよ。
 キャット・スティーヴンスやフィル・オクスのブツは見つからなかったよ。まっ、この時期の有望音楽家や有名な音楽家達の楽曲なんだけど、結構、地味な選曲なのよね。そりが渋いんだけどさ。

 アルバムとしての出来は、渋くてとてもいいねだな。音作りもしっかりしているし、71年に制作さりた音楽作品としてのクオリティは高いね。だば、そりが売り上げに結びつくかはどうかだけどさ。その辺りこのアルバムもお蔵入りしたのかもね。

 しかして「昭和」の男としては充分に満足出来る仕上がりだよ。まっ、71年当時のワタチが聴いて理解出来たは疑問だから、今、知ることが出来て良かったかもしれないね。

 ほんで、マニア&コレクターでもあるワタチ的には、マリアンヌ・フェイスフルでは大後悔もあるのだよ。

 彼女が69年にリリースしたシングルに「シスター・モーフィン」があるのだけど、そりは日本盤でも当初、発売さりていたのよ。全く売れなかったようで、現在ではメチャクチャにレアで相場は4~5万なのよね。

 ワタチはそりを当時、行きつけのレコード店で見て、手にしていたのよ。

 だば、ご購入なさらなかったのよ。

 後年、こりは後悔したね。マニア&コレクターとしてゲットしなかったのは大失策だな。
 人生での大後悔のひとつだね。現在、貧乏なワタチにとって、こりに5万円近い出費は不可能に近いのだよね。

 リプロなら安いのだけどリリースさりていないようだしね。

 まっ、人生は後悔の連続だからこんな失敗もしょうがないと諦めているよ。

 取り敢えず、今回の『Rich Kid Blues』が良い作品なので慰めとしよう。情報提供の和久井光司氏に感謝だな!、、、(^-^)/