〈意見や感想には個人差があるので悪しからず〉
 そんなこんなで、ジャニス・ジョプリンのアルバム『コズミック・ブルースを歌う』の買い戻しをしたよ。

 以前に金策の為に処分してしまったけど、いずれ御帰還を願っていたのでね。

 このアルバムは1969年にリリースさりたジョプリンの実質的なセカンドアルバムね。内容は「ジャニス・ジョプリン、ソウルフルに唄う」といったコンセプトだよ。内容はこんな感じね。
 アルバム冒頭の「トライ」は正にアレサ・フランクリンだな。白人のジョプリンがここまでソウルフルに唄うのはジニアスだね、素晴らしい。

 んで、B面頭の「トゥ・ラヴ・サムバディー」はもちビージーズの名曲なんだけど、原曲のイメージを残さない程のソウル・バラードに仕上がっているよ。この解釈はグレイトだな。

 して、タイトル曲の「コズミック・ブルース」はこりぞジャニス節といった目眩くミディアムなバラードだよ、泣けるぜ。
 ジャニスの実質的なデビュー・アルバムは前作の『チープ・スリルズ』なんだよね。一般的には評判が良いのだけど、ワタチ的にはイマイチなのよね。

 バンドがダサいのよね。西海岸の三流バンドって音なのよね。

 まっ、「サマータイム」と「心のカケラ」と「ボール・アンド・チェイン」の3曲だけは聴けるけど、アルバムとしてはイマイチなのよね。

 にゃにょで、このアルバムはグレード・アップした出来でジャニスも伸び伸びと唄っているのだよね。

 まっ、ワタチ的には、このアルバムはジャニスの「ソウル」な作品で、この後の遺作となった『パール』は「ロック」なアルバムで名盤なのさ。

 そんなこんなで、活動期間は短かったけど、残したこの2作と70年のカナダ・ツアーのライヴ音源は濃厚で秀逸なソウル/ロックなクロニクルだね!、、、(^-^)/