チュートンさんは当然、観に行くのですよね。
 ポール・マッカートニーのアイドルだったのだよね。マッカートニーが唄う「アイムダウン」はまさにリトル・リチャード節だよね。
 そんなリトル・リチャードは1970年代のロケンロール・リヴァイヴァル期に再評価さりた時期にリリースさりたのが、このアルバムだよ。内容はこんな感じね。
 当時の流行りのロック・ナンバーのカヴァーが中心で、現在では何ちってもローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」を演っているのがスゲェーよね。

 何しろこの曲、現在では人種差別だとして本家のローリング・ストーンズは演奏を封印しているのだよね。

 まっ、アフリカの奴隷船を歴史的に取り上げ、黒人のネイチャンはとても素敵だと絶賛しているだけの歌なんだけど、何処がいけないのかしらん。
 だいたいが、高校時代、成増にあったグラントハイツの外人高校生達とつるんで遊んでいた時、そん中の黒人のネイチャンが日本では黒人男性はモテるけど黒人女性は日本人男性からは相手にさりないと嘆いていたのだよね。

 もち、70年代は既に米国では黒人差別は大きな問題になっていたのよね。

 だば、そん中で、ロケンロールの王様、リトルリチャードは「ブラウン・シュガー」を唄っていたのだよね。歌詞もそのままにね。

 もしかしたら、ゴールドコーストの奴隷の末裔かもしれない黒人のリトル・リチャードが「若い黒人女性の様に素敵」と唄っていたのだよ。う~ん、この歌をカヴァーした時のリトル・リチャードの心境を知りたいね。
 まっ、ワタチ的にはリチャードのレパートリーでは、その後、バディ・ホリーやオーティス・レディングやジョニー・ウィンターやジョン・レノンがカヴァーした「スリッピン&スライディン」がいちばん好きなのだけどね!、、、(^-^)/