まっ、盛んにつげ義春をガロで読んでいたのは1960年代末から1970年代初頭だけど、その時期のガロだとやはし、こりは外せないよね。
 そっ、林静一の「赤色エレジー」だよ。こりはそりを纏めた単行本ね。71年に発行さりて、ワタチの所持しているのは72年発行の第3版だよ。
 にゃにょで帯は、その第3版仕様になっているよ。
 作品は当時の貧乏な青年達の恋愛ドラマだよ。
 

 そんで、その劇画に影響を受けたあがた森魚が作ったのが「赤色エレジー」だよ。
 初出はインディーズでからシングル・レコードと絵本が合体した個性的な仕様で発売さりたよ。
 ほんで、すぐにメジャーレーベル、キング/Bellwoodからシングルがリリースさりたよ。因みにインディーズ版とは別録音だよ。
 当時、映画では「同棲時代」とかのシリアスな青春物が受けていて、音楽でも四畳半フォークがかなり流行っていて、この曲もその流れでそこそこに売れていたよね。まっ、その時代の若者文化を象徴した楽曲だね。

 ほんで、描いた林静一なんだけど、本職はイラストレーターで、最近の人には「小梅ちゃん」が馴染みだろうね。

 手縄毛で、芸術や文化は色々と繋がっていくのがオモチロイよね!、、、(^-^)/