手縄毛で、リンダロンシュタットの『Hasten Down The Wind/風にさらわれ恋』を買い戻したよ。まっ、30年振りくらいかな。

 かつて、リンダは69~70年代のアルバムは一通り揃えていたけど、現在、所持しているのは、下の2枚だけだったのでね。帯無しなのがダッサイけど、この時期のリンダは売れていなかったので帯付きは高いのよね、あまり、出てこないし。
 ほんで、この『さらわれた恋』の時期はメチャ売れているので安いのよね。相場的には帯付きで500円位だよね。今回は、チョイと奮発して何気に950円でゲットしたよ。

 やはし、ジャケットのビーチクポッチリには注目だよね。
 そり以前にはカーリー・サイモンのポッチリもあったけど、やはし、アメリカのネイチャンは開放的なのねと当時、思ったよ。
 ほんで、本作の内容は70年代半ばの円熟してきたアメリカン・ミュージックを代表する仕上がりだよね。

 そんな辺りでオイラ的には、何を今さらって感じなんだけど、やはし、オンタイムでは聴きまくったし、一応、リンダだから帯付きで買い戻しておこうかなって感じだったのさ。

 プロデュースはポール・マッカートニーが棄てた婚約者ジェーン・エイシャーの兄貴のピーターだよ。ジェームズ・テイラーも再生させた才能ある制作者だよね。

 本作の聴き所は円熟味を増したリンダの唄と選曲の妙だね。J.D.サウザーと別れた後の録音なので、新規のソングライターの作品を取り上げているけど、カーラ・ボノフの作品は素晴らしいよね。

 冒頭の「またひとりぼっち」は唄い出しから引き込まれるよ。ほんで、ラストもボノフの「誰か私のそばにいて」で締めているからね。

 タイトル曲の「風にさらわれた恋」はウォーレン・ジヴォンの作品で、このリンダのカヴァーで世間に認知さりた埋もれたシンソンだった人よね。

 そんで、お約束のオールディーズはバディ・ホリーの「ザットル・ビー・ザ・デイ」だよ。この辺りのリンダの唄いっぷりはグーだよね。この後の「イッツ・ソー・イージー」は日本で大流行したよね。

 まっ、正直なところ、Asylum期のアルバムは『ドント・クライ・ナウ』以外は今さらなんだけど、安いから70年代のブツは縁がありば買い戻ししよう!、、、(^-^)/