どつだい、勇ましい姿だろ。海軍航空兵の雄々しき姿の鶴田浩二だよ。彼の歌唱による『あぁ軍歌』ってアルバムのジャケット写真だよ。

 ダブルジャケットで内側はこんな感じだよ。


 して、収録曲はこんな感じだよ。

 まっ、誰でも知っているスタンダードな軍歌のセレクトだよね。A面頭は鶴田自身の歌詞によるオリジナルだよ。

 ほんで、やっぱイチバン泣けてくるのは、こりまた鶴田自身によると思われるモノローグで構成さりた「同期の桜」だよね。そのモノローグはこんな感じだよ。
 特攻隊で、死に損なった無念が伝わるよね。因みにモノローグ中の小野栄一ってのは鶴田の本名ね。

 まっ、飛行機乗りはやはしエリートで訓練も厳しい狭き門だから、誰でも簡単に特攻隊にはなれなかったんだよね。オイラが当時に生きていたら、やはし、お国や家族や日本民族の為に命を投げだしたと思うよ。

 只、オイラは、水木しげる大先生みたいに南方に一兵卒として派遣さりて、犬死にしたと思うけどね。

 して、鶴田は特攻隊の生き残りってのが、当時のキャッチフレーズだったけど、その実は航空兵ではなくて、航空機の整備兵だったようだね。

 そりが判明してバッシングもあったそうだけど、遺骨収集に尽力したり、遺族会への多額の寄付金等で治まったそうな。

 まっ、オイラ的には鶴田の真摯な姿勢は、このアルバムから充分に感じ取れるから、オッケーだけどさ。

 ほんで、このアルバムの収録曲でオイラ的なお目当ては「ダンチョネ節」だよ。歌詞はこんな感じだよ。
 4番の歌詞が特に好きだね。豪気だよね。オイラも勇ましく祖国のために命を懸けて、賽の河原で鬼達と相撲を取りたいね。

 そんなこんなで、敗戦から76年目に、このアルバムをゲット出来て嬉しいね。鶴田の唄が上手ってのも再確認て来たしね。

 今月の沖縄陥落、その後の原爆、敗戦まで、クソ暑い夏がやって来るよね。いやた、いやだ、だから夏は大キライだよ。

 第一次、第二次世界大戦好きのオイラ的には、今年は他にも何かモニュメントになるブツでも探そうかしらん!、、、(^-^)/