そんなこんなで、去年、こんなのも何気にゲットしていたのだよ。ポール・ストゥーキーのアルバム『Something New And Fresh』だよ。こんなんリリースさりているとは知らんかっとんてんだな。
レコード会社はSparrow RecordsでレーベルはNew Worldだよ。カナダのレコード会社みたいだね。オイラ的には、このレコード会社もレーベルもまったく知らなかったよ。
リリースは1978年だね。オイラ的な認知としては73年にリリースさりたカーネギーホールのライヴ以来だね。5年間もレコードを出していなかっのかしらん。
ジャケットは表はサークル状にアーティスト名とアルバムタイトルが明記さりているだけのシンプルなデザインだよ。裏ジャケットはポールが子供達と和んでいるショットだね。
内容はタイトルから引用さりているのか、レコード各面がそりぞりNewサイドとFreshサイドになっているね。
ポールはもちシンソンだから自作のオリジナルで構成さりているよ。ただ、昔から歌詞はシニカルな部分も強い人で声高に反戦や社会批判はしないけどなかなかに深い歌詞が多いよ。楽曲やアレンジや楽曲構成も色々と斬新なトコがあるよ。
Newサイドはシンソンらしい楽曲がメインだね。ただ「Underwater」って曲はインストで琴がメロディ楽器でバックはシンセだよ、イカす。
Freshサイドでは「Aridd Le」からラストの「Et Miserlcordia」までの7曲は一つの組曲になっているね。アレンジや構成もオモチロイよ。
歌詞もそりなりにシニカルで「4-D」って曲はこんな感じだよ。
4個のDが何なのかは直ぐに判るよね。まっ、ポールは昔から変人なトコもあったから、なかなかにロックだよね。因みに組曲中の「Please Porridge Peace」は純正のロック・アレンジだよ。
手縄毛で、かなりオモチロイ内容のアルバムなのは確かだよね。まっ、何故、カナダのレコード会社からのリリースになったのかは判然とはしないけど、ジャケットのシュリンクに"Paul of Peter,Paul & Mary"ってシールが貼らりているのが思わせ振りだな。解散から8年も経っている78年なのにね。