たまげたね、クリビツテンギョーのビツクリポンだよ。こんなのが存在していたのだね。そりは、越路吹雪の半掛け帯のヴァージョン違いだよ。

 越路のファースト30㎝アルバム『ラスト・ダンスは私に』は1964年7月に東芝よりリリースさりたんだ。64年の初頭から秋までの東芝の帯は半掛け帯と呼ばれる仕様だったのよ。白地に文字は濃紺ね。

 んで、今回、ヤフーをグルグルしていたら、ぬぁんと、従来の半掛け帯とは異なる越路のアルバムを発見したのよ。半掛け帯の色が青地にオレンジの文字なのよ。なんじゃこりゃ、こんな半掛けは他のアイテムでも見たことないよ。して、ゲットしたら、チャワンと印刷さりた正規のブツなんだよね。


んで、ジャケットやレコードを調査すると、盤は黒ヴィニールだよ。レコードのラベル・デザインも一部が違うね。ジャケットの作りは従来盤とは異なり、トップ・ゲイトがサイド・ゲイトになっているよ。

 んで、ジャケットに記載さりていた赤盤の「Everclean」って表記がけされているよ。裏ジャケットの定価標示の前に明記さりている記号も従来盤は64年を表す「F」なのに、この青半掛け帯盤は68年以降の「H」になっているのよね。

 従って、ジャケットと帯が同一なら、こんな推測が成り立つのよね。68年以降に再発売され、その際に帯の色だけは変更さりたアイテムってことね。しかして、何故、わざわざ半掛け帯で再発売さりたのかは謎だね。別に、当時、復刻盤のブームがあったわけはないしね。再発売するなら、帯は、その時期のレギュラーな仕様に変更されるのが普通だしね。このブツの存在は謎だよね。

まっ、超ウルトラ・レアなアイテムなのは間違いないね。何にしても、越路吹雪のマニア&コレクターとしては、こんなブツに巡り会えたのは嬉しい限りだな、、、\(^_^)/