泣けるねぇ~、アルバム『'71 フォーク・アウト・フォーカス』をゲットしたよ。71年10月に日本青年館でのジョイント・ライヴの録音だよ。

 出演は加川良、三上寛、西岡たかしね。その全貌を収めたのが、このアルバムなのよ。

 お目当ては、加川良の「こがらし えれじい」だよ。この曲は西岡たかしの作曲で加川良に書き下ろした作品どよ。翌年の五つの赤い風船の解散ライヴで、加川良の唄に間奏で西岡の語りでカッチ良かったので、ここでは、どんな感じか楽しみに聴いたよ、、、
、、、たまげたよ。ぬぁんと、このライヴでは、曲の2番を西岡自らが唄っているのだよ。2番が西岡の声で聴こえてきた時は、鳥肌が立ったよ。思わず泣けてきたよ。
 めちやイカしているんだよ。西岡が、この曲を唄う事自体、かなり稀有なのではないかな。どうよ、チュートンさん、西岡の唄う「こがらし えれじい」を何処かで聴いた事あるかい?

 まあこりだけで、このアルバムの存在価値は充分だけど、もち、三上寛も凄いよ。余りにも生々しいよね。んで、西岡自身のソロ・コーナーは、まるまる約1時間がしゃべくりで構成さりていて、合間に唄っているまという大胆なコンセプトだよ。こりまた、余りにもプログレッシヴで斬新だよ。この時代に、こんな発想する西岡は、本物のアーティストだな。

 手繩毛で、かなり凄い内容のアルバムが、この『'71 フォーク・アウト・フォーカス』だな。こりはCD化さりているのかしらん?、、、\(^_^)/