♪…俺が胸にペンを突き刺して/ステージに鮮血を流したら/あんたたちは満足してくれるかい…
う~ん、かっち良い歌詞だね。そっ、ストーンズの「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」ね。
ストーンズ一通り買い戻しの1枚で、こないだゲットしたのが『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』ね。1974年10月にリリースされたアルバムだ。
オイラがゲットしたのは東芝に販売権が移行して、79年に2000円で廉価販売されたアイテムだ。
初版は74年10月にパイオニアから発売された。オリジナル派のオイラが何故、東芝盤かと言えば、対訳が付いているからだよ。
やはし八つ橋、ジャガーが何を唄っているかは重要だからね。
このアルバム、聴くのは20数年振りだ。まっ、オンタイムでゲットしていたけど、そんなに聴き込んだ記憶はない。
タイトル曲と「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」に注目していた程度で、結構、地味な印象だった。
まっ、この74~75年て時代、オイラら19~20歳で、社会人一年生で、エルザの付き人→VSOPのローディ→ずうとるびの現場マネージャーと変遷し忙しかったので音楽を聴いている時間も無かったのでね。
80年代のストーンズ超コレクター時代は、お仕事で聴いている部分が多かった。
んで、純粋に聴くのは、ある意味、今回が初めてだった。
…なうリスニング…
おおっ、結構、イイじゃん。地味な印象は『ならず者』的グダグダな部分だったね。地味ではなく渋いんだね。
そういや、テイラーが参加した最後のアルバムだね。「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」の目眩く華麗なリード・ギターはテイラーなんだろうな。イカシテるよね。
んで、ラストの「フィンガープリント・ファイル」は、今、聴くと、正にストーンズ的ヤバいロックだね。
「ミッドナイト・ランブラー」から、この「フィンガープリント・ファイル」を経て「トゥー・マッチ・ブラッド」に繋がるヤバさを感じるよ。
もちタイトル曲の「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」はメチャ、ストーンズのロックね。
ある意味、自虐的な歌詞だけど、結局はロックン・ロールさ、と達観しているよね。
まっ、この曲には100点をあげたいんだけど、この音源に関しては残念ながら90点だよ。
何故なら、フェイドアウトで、そりも、何の工夫もなく、だっせぇからさ。「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」のフェイドアウトはかなり考えてかっち良いのにね。
まっ、とにかく、今回、改めて気付いたのは「ならず者」にかなり近い作品だった事ね。
オイラ的には、以前より評価は上がったよ。年に4回位は聴いてしまうだろうね。
ただ、この東芝盤は音圧がやたら低いのだよ。その辺りの検証のためにパイオニア盤や英米盤、最近のCDも入手しないとね。う~ん、音源マニアは楽しいなぁ~(笑)…(^・^)Chu♪